銚子電鉄の旅(4)

 8月18日、千葉県銚子市を走る小さなローカル線・銚子電鉄の旅の話。最終回。
 犬吠埼や外川、長崎鼻を散策して、犬吠駅に戻ったところから。
 次の電車までだいぶ時間があるので、また歩く。銚子電鉄は銚子から外川まで途中8つの駅があるが、全区間で6.4キロしかないから、駅間の距離は短い。次の駅まで歩いても大したことはない。
 というわけで、畑の中の県道を行き、途中、溜池を見たりして、すぐにまた君ヶ浜駅に着いた。もうすぐ外川行きの電車が来るので、畑の中を走るシーンを撮ろうと思ったら、カメラの電池が切れた・・・。残念。
 行ってしまった電車が外川で折り返してくるまでにもう一駅は歩けそうだ。
 いい感じの踏切。

 犬吠埼灯台が見える。

 すぐ隣の踏切からは海が見えた。

 海鹿島(あしかじま)駅に着いた。海鹿島には昔、アシカがいたのだという。関東最東端の駅だ。無人駅。

 海水浴帰り。


 5分たらずで電車がやってきた。14時34分発。車内は立ち客が出るほどの盛況。毎日これぐらいお客さんがいればいいけれど、今は夏休み期間なので、混んでいるのだろう。「まずい棒」がマスコミに取り上げられた効果もあるだろうか。

 終点まで乗るつもりだったが、気が変わって、一つ手前の仲ノ町で下車。14時43分着。車庫を見学させてもらう。

 電気機関車デキ3形。1922年にドイツのアルゲマイネ社で製造された車両。山口県宇部市の炭鉱で使われた後、1941年に銚子電鉄にやってきて、ヤマサ醤油工場への原料輸送などに活躍したそうだ。1984年に貨物輸送が廃止となり引退。今は本線走行はできないものの、有志によって保守・整備が行われ、動ける状態ではあるようだ。

 走っているところを見てみたい。



 こちらの丸ノ内線カラーのデハ1002。かつて東京の銀座線や丸ノ内線方南町支線で走っていた車両らしい。1両運転用に両端に運転台を設置し、軌間1067ミリ用の台車に交換されている。2015年に引退しているが、僕も過去に乗っている。ただし、当時は色が全然違った。

 2000年のデハ1002。当時はこんな塗装だった。銚子駅にて。後方のJR車両も今や懐かしい。

 車両洗浄装置。

 車庫。作業場といった感じ。

 仲ノ町駅から銚子駅までは歩いても遠くないので、徒歩で銚子駅へ行くと、15時09分発の成田線千葉行きに乗れた。