放鳥コウノトリ1羽が死亡

 野田で野生に放されたコウノトリのうち、今年3月26日に生まれ、6月2日に放鳥された「だいち」(0歳♂)が8月30日に死亡した。
 「だいち」は放鳥後、8月21日まで野田市周辺で過ごし、22日に茨城県つくば市を経て小美玉市に移動し、滞在していたが、27日夕方にハス田の防鳥ネットに絡まっているところを発見された。翌日に動物病院で治療を受け、茨城県鳥獣センターに移送されて、経過観察中だったが、30日朝に死亡が確認された。
 野田で放されたコウノトリで死亡したのは2015年に放鳥され、同年12月に茨城県内で送電線に衝突して死亡した「愛」♀に続いて2羽目。ほかの7羽は元気らしい。