カーリング日本選手権

 このところ、NHK-BSでやっているカーリングの日本選手権の中継をずいぶん見てしまった。

 女子は昨年の平昌五輪で銅メダルを獲得して一躍人気者になった「そだねージャパン」のロコソラーレのほか、藤沢五月選手の古巣であり長野県軽井沢を拠点とする中部電力北海道銀行、そして昨年のこの大会の覇者で世界選手権にも出場した富士急が4強。この4チームの対戦はいずれも接戦で、試合内容もレベルが高く、非常に面白かった。

 9チームによる予選リーグでは8戦全勝の中部電力が1位、7勝1敗のロコソラーレが2位、以下、3位が富士急で4位が北海道銀行

 昨日が準々決勝で、中部電力がロコソラーレに予選リーグに続いて連勝して決勝進出を決め、ロコソラーレは富士急を破った北海道銀行と今日の午前中に準決勝。ロコソラーレが接戦の末、10-8で北海道銀行に勝って、18時からの決勝戦に進んだ。

 今大会3度目の対決となった中部電力とロコソラーレの試合は序盤こそ接戦だったが、5エンドに中部電力が相手のミスに乗じて一挙に4得点。“もぐもぐタイム”をはさんだ6エンドでも3得点、さらに7エンドでも1点を奪い、11-3の大差をつけて、8エンド終了時点でロコソラーレがギブアップ。

 中部電力は10戦全勝、ロコソラーレにも3戦3勝という圧倒的な強さで、2年ぶりの優勝。3月にデンマークで行われる世界選手権にも日本代表として出場することが決まった。

 とにかく、中部電力は選手が若いのに(しかも美人揃い)、ロコソラーレと比べても格段に上手いし強かった。世界の強豪を相手にどこまでやれるか、楽しみだ。

 ところで、今回、何試合も観ていて、面白いシーンがいくつかあった。

 昨日の準々決勝では中部電力の選手が投げる順番を間違えるというハプニング。カーリングは4人の選手が2投ずつするわけだが、サードの松村千秋選手が2投目というところで、フォースの北澤育恵選手が投げてしまったのだ。その場合、ルール上、投げたストーンは有効で、そのままゲームを進めて、抜かされた選手が一番最後に投げるということらしく、松村選手が重要なラストショットを投じることになったわけだが、ここで彼女が動揺することなく見事なショットで一挙に3得点して8-5での勝利を決定づけたのだった。

 また、今朝の準決勝ではロコソラーレの藤沢選手がスイープ中にいきなりブラシが折れて、ずっこけるという珍場面もあった。本人も含めてみんな大笑いだったが、とりあえずケガをしなくてよかった。

 この二つのシーン+決勝戦の藤沢選手のラストショットの動画があった。


第36回全農日本カーリング選手権大会 個人的名場面集

 学生時代、北海道旅行中に稚内カーリングを体験するチャンスがあったのに、当時はさほど関心がなかったので、しないまま、稚内を後にしてしまったのが今になって悔やまれる。

 

 男子は予選1位の札幌国際大学をなんとなく応援していたのだが、準々決勝で2位のコンサドーレ(サッカーだけでなくカーリングのチームもあったのだ)に敗れ、準決勝でもチーム東京に敗れ、そのチーム東京を決勝で破ったコンサドーレが優勝。

 コンサドーレには中部電力の松村、清水両選手の兄がいて、2組の兄妹が世界選手権に出場することになった。