小田急線と京王井の頭線の接続する下北沢駅の新駅舎が(ほぼ)完成し、3月16日から中央改札口の使用が始まった。
それまで小田急線と井の頭線は別会社ながら改札なしで乗り換えが可能だったが、今回から一度改札を出て、また入る形になった。要するに二つの改札を通るわけだ。従って、下北沢から電車に乗る場合は小田急線と井の頭線では入口が別になった。
別会社の路線なので、乗り換えるためには改札を通るのが普通といえば普通なのだが、もともと井の頭線は小田急系列の帝都電鉄として開業し、のちに小田急と合併したため改札がなかったわけで、戦後に井の頭線が小田急から分離されて京王電鉄と統合されても、引き続き改札なしで乗り換えができたのだった。
下北沢はよく利用しているが、工事中、乗り換え通路が何度も変更され、完成したら一体どうなるのか、よく分からなかったので、今回全体像が明らかになって、まるで違う駅のように感じた。
小田急線入口。
井の頭線入口。
これから駅前広場などが整備される。
小田急線の下北沢駅が地下化されたのが2013年3月。これは地下化前日の写真。薄汚い駅だった。
駅舎の解体工事中。上の写真とほぼ同じ場所で撮影。
旧駅舎が消滅。2013年8月。
この場所に新しい駅舎ができた。
ついでながら、小田急線代々木八幡駅も10両編成対応の新ホームと橋上駅舎の使用が始まった。
ホームドアも設置された。
線路の両側にあった旧ホームは狭かったなぁ、と思う。
閉鎖された旧南口。
旧上りホーム。
(きょうの1曲)Mauro Pagani with AREA/L'Albero Di Canto