4月1日。いよいよ本日、平成にかわる新しい元号が発表された。
予定より10分ほど遅れて11時40分頃、菅官房長官が記者会見場に現れる。テレビの前でちょっとドキドキ。そして、まず新元号が「れいわ」であることを発表し、「令和」(もう一発で変換できる!)の文字が書かれた額を掲げる。僕はずいぶん前からイニシャルはKに違いないと予想していたのだが、はずれた。まさかRとは思わなかった。
出典は万葉集だそうだが、第一印象は「令」の文字のせいで、何か安倍総理に国民が和を重んずるように命令されるみたいだな、というもの。昨日のブログでアップしたカンガルーの動画は暗示的であった(?)。
とにかく、そのうち「令和」が当たり前になるのだろう。音的には違和感はさほどない。漢字としては「礼和」ならもう少ししっくりくるかな。
今月末で今上陛下が退位されて平成が終わりを迎え、来月1日から皇太子さまの新天皇即位と同時に令和元年が始まる。
しかし、こういう名前の人、いそうだなと思ったら、やっぱりいるんだねぇ、令和さん。読み方はヨシカズとかノリカズとかレナちゃんとからしいけれど、官房長官が自分の名前を書いた色紙を示した時は驚いただろうなぁ。
さて、夜は成城の東宝スタジオの桜ライトアップを観に行く。
構内を流れる仙川沿いの遊歩道の桜を東宝スタジオの照明のプロがライトアップするもので、今年は3月30日から4月2日までの4日間。日程と桜の開花のタイミングが合わない年もあるのだが、今年は今がちょうど満開だ。
屋台などが出ているわけでもなく、商売っ気ゼロのただ夜桜を楽しむためだけのライトアップ。
桜そのものより水面に映った桜のほうが鮮やかに感じられたりする。
毎年、この桜並木にはコサギがいるが、今年は4羽もいた。
関係者以外立ち入り禁止のスタジオの敷地内では「花見の夕べ」というのが行われているらしい。どんな人が集まっているのだろう。
ライトアップ区間の上流側では闇の中でアオサギが餌探しをしていた。
帰る途中、雨が降り出し、かなり濡れた。