エレアスライヴ

 吉祥寺のスターパインズカフェでエレクトリック・アストゥーリアス(エレアス)のライヴ。

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 今回はエレアス結成10周年記念ライヴであった。僕は結成直後の最初のライヴも観ていると思うが、それ以来、メンバーチェンジもなく、日本だけでなく海外でのライヴも回数を重ね、まさに日本を代表するプログレッシヴロックバンドに成長したのは感慨深い。

 そもそもアストゥーリアスは1987年に大山曜が自分の音楽を追求するためのソロプロジェクトとして始まり、3枚の素晴らしいアルバムを制作。一時活動休止していたが、2004年に室内楽編成のアコースティックアストゥーリアスとして再始動。さらにロックバンド形式のエレクトリックアストゥーリアスも結成され、オリジナルのアストゥーリアスも含め、3つの形態が並行して活動している。

 今年は春にエレアスが世界中の音楽ファンを乗せてカリブ海をクルーズする豪華客船で海外の大物バンドとともに演奏。さらにアコアスが6月にフランスツアー。

 今回のライヴはいわば凱旋公演ともいえた。18時開場、18時半開演。会場は当然ながら満員。

 メンバーは紅一点のテイセナ(ヴァイオリン)、平田聡(ギター)、川越好博(キーボード)、大山曜(ベース)、田辺清貴(ドラムス)という不動の5人。ヴォーカルなしの全曲インストゥルメンタルである。

 前半は1st、2ndアルバムの曲を中心に、後半は最新作3rdアルバムの曲や新曲を交えて。


Electric Asturias - Cruise to the Edge, 05.02.2019


Sthenno / Electric Asturias (from Suite of "Gorgon")

 [Set List]

 1. 闇からの声
2. Double Helix
3. Tangram Paradox
4. ハニカムストラクチャー
5. 聲無キ涙~Cyber Transmission      
6. サラマンダー
7. Karma
-休憩-      
8. Closed World
9. (新曲・タイトル未定)
10. メデューサ
11. 嵐が丘
12. スケルター
13. Tales of Hameln
14. ステンノー
15. Rogus
-En-
16. Aerial City
17. ランサー

 終演は21時頃。堪能した。最後に全員で記念撮影。

 

 エレアスはややマニア向けという感じでもあるので、万人向けなのはアコアスのほうかな、とも思う。


Acoustic Asturias Live @ MINAMI AOYAMA MANDALA in TOKYO

(客席に自分が映っている。後ろ姿だけど)