きょうのコウノトリ

 今日の東京は最高気温が日付が変わった直後に出て14.0℃。その後、気温は下がり、10時台過ぎには8.0℃。昨日のポカポカ陽気から冬に逆戻り。

 千葉県野田市で自然に放されたコウノトリの最新情報。

 宮城県まで北上していた「きずな」♂はすぐに関東に戻ってきて、今は茨城県神栖市にいる。神栖市には「未来」♀、「翔」♂、「ヤマト」♂、「レイ」♀もいる。このうち、「ヤマト」は野田市神栖市の間を行ったり来たりしている。

 「ひかる」♂は引き続き栃木県小山市渡良瀬遊水地にいる。

 「りく」♂は新情報はないが、たぶん佐賀県伊万里市にいるのだろう。

 「カズ」♂は埼玉県加須市茨城県古河市付近だから、渡良瀬遊水地の南部にいるのだろう。

 さて、このうち、渡良瀬遊水地に設置された人工巣塔に枝などを運び込んで、巣作りに励みつつ、お嫁さんの飛来をずっと待っていた「ひかる」に嬉しいニュース。

 去年、徳島から関東に飛来した「歌」♀が11月以来4カ月ぶりに関東に戻ってきたのだ。

 生まれ故郷の徳島で越冬していた「歌」が2月には再び移動を開始し、2月12日には兵庫県加古川市で、28日には京都府京丹後市で目撃されていた。いずれの土地でも複数個体で行動していたようだ。

 その後、情報が途絶えて、3月11日に「ひかる」のいる渡良瀬遊水地にやってきたのだ。その前日には三重県あたりにいたらしい。

 「ひかる」と「歌」は昨年も一緒に行動しており、4カ月ぶりの再会後、また一緒に行動しているようだ。

 ところが、「歌」はその後、姿を消し、3月15日の朝には神栖市で「きずな」「ヤマト」「レイ」と一緒に水田で餌をとっている姿が目撃されている。しかし、同日昼にはもう渡良瀬遊水地に戻り、再び「ひかる」のもとへ。

 その後、20日にまた神栖市で「きずな」「レイ」と一緒にいるところを目撃されている(ヤマトは野田へ行っていたのか?)。しかし、翌日には渡良瀬遊水地に戻り、「ひかる」が用意した巣で交尾も確認されている。このまま繁殖につながってくれたら、と思う。

 下のサイトで全国のコウノトリの情報を知ることができる。

stork.diasjp.net

(おまけ)ルリコンゴウインコ@多摩動物公園

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(きょうの1曲)小川範子/風の中で


小川範子「風の中で」