野田のコウノトリ最新情報

 千葉県野田市の「こうのとりの里」では今年も4月7日に1羽、8日に2羽のコウノトリが卵から孵ったそうだ。同所では「コウくん」(15歳♂)、「コウちゃん」(24歳♀)という安直なネーミング(笑)のコウノトリのペアを飼育しているが、血統の多様性を維持するため、兵庫県立コウノトリの郷公園から移送した有精卵をペアに托し、3羽が誕生した。順調に育てば、また夏頃に放鳥されることになる。

 過去に放鳥され、生存している8羽の現況。

 「未来」(5歳♀)はGPSが不通になっているが、茨城県神栖市付近にいるようだ。

 「翔」(5歳♀)は神栖市とは利根川をはさんだ対岸の千葉県旭市付近にいる。「未来」も一緒かもしれない。

 「きずな」(4歳♂)は宮城県仙台市付近にいて、岩手県まで行ったりもしているようだ。

 「ひかる」(4歳♂)は徳島県から飛来した「歌」(2歳♀)と行動を共にしていて、栃木県小山市の人工巣塔を拠点に生活している。繁殖が期待され、実際に何度も交尾が確認されているが、コウノトリの繁殖年齢は4歳ぐらいかららしい。

 「ヤマト」(3歳♂)は相変わらず野田市神栖市の間を行ったり来たりしており、最新情報ではまた野田市に戻っている。

 「りく」(2歳♂)はなかなか情報がないが、4月初めにまだ佐賀県伊万里市にいることが確認されている。

 「カズ」(1歳♂)は埼玉県加須市付近。

 「レイ」(1歳♀)は茨城県神栖市付近。

 写真は多摩動物公園のペアとヒナ(2018年6月)。

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 関東では埼玉県鴻巣市でもコウノトリの放鳥へ向けて環境整備が進められていたが、その後、どうなったのだろう。

 

(おまけ)過去の写真から2010年春の荒川サイクリング。

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 この自転車を買って間もないころ。もう10年も乗っている。

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 この当時はまだ東日本大震災も起きておらず、今のような日本になっているとは想像もできなかった。

 

(きょうの1曲)ACOUSTIC CAFE / Beyond The Sea


Acoustic Cafe - Beyond The Sea - アコースティックカフェの空中散歩 03