きのう、22日(日)の午後、野川沿いをサイクリング。
ハクセキレイ、カルガモ、ダイサギ、コサギぐらいで、カワセミにも会わず。
調布市内に入ると、上空をヘリが飛んでいる。外環自動車道のトンネル工事による道路陥没をきっかけに空洞があちこちで見つかっているので、上空から撮影しているのだろう。
外環道は東名道が野川を越える地点にジャンクションがあり、そこから野川沿いの地下を北上している。大部分が軟弱な地盤と思われ、空洞はもっと広範囲に存在するのではないか。
とにかく、野川公園までやってきた。強風が吹き荒れ、イチョウの黄葉などが舞っている。銀杏のニオイも一緒に押し寄せてくる。
自然観察園を散策。
最近、各地で深刻化しているナラ枯れがここでも見られ、コナラがかなり枯れている。ナラ枯れはカシノナガキクイムシという寄生虫が媒介するナラ菌によってコナラなどブナ科の樹木が枯れる伝染病である。山にも拡大しているとすると、山のドングリも不作になって、餌不足になっていることが最近のクマの人里への出没多発につながっているのかもしれない。
(すっかり葉が枯れてしまったコナラの大木。このまま枯死してしまうのか)
園路のそばにアオサギの若鳥がいた。
ここでも野鳥はほかにヒヨドリ、シジュウカラ、コゲラぐらい。ジョウビタキなども見かけない。ちょっと期待外れ。
かがみ池。
ムサシアブミの実。
マユミの実。
公園内を流れる野川。
午後の月。
野川公園をあとにさらに野川沿いに上流へ向かい、小金井市の滄浪泉園へ。入園料100円。
もう少し紅葉がきれいかと思ったが、まだ早かった。
多摩川の河岸段丘のうち武蔵野段丘と立川段丘の境の崖が国分寺崖線だが、その崖線斜面を利用した庭園が滄浪泉園。
崖下に湧水の池があり、これが野川の水源のひとつになっている。
こんこんと湧き出す水。
ここでは過去にカワセミを見ているが、今日はカワセミもカルガモすらもおらず、静かなものだった。
千両の実。
池の水は小さな滝となって園外へ流れ出し、野川に通じている。
ツワブキ。
今日はここまでにして、また野川沿いを帰る。
武蔵野公園の夕景。
走行距離は34.3キロ。
(きょうの1曲)さよならポニーテール/勤労と感謝