春の陽気だった昨日から一転、日中も気温が10℃に届かない真冬の寒さとなった今日は吉祥寺のライブハウス・シルバーエレファントでSTELLA LEE JONESのライブ。前回は去年の6月14日で、無観客の有料配信ライブだったが、今回は30名限定で客も入れた上での配信ライブ。僕も現場で観たいという気持ちはもちろんあったが、自粛して自宅のパソコン画面を通じて鑑賞。
前回の記事を振り返ってみると、書き出しが「新型コロナウイルスの『東京アラート』とやらが先日解除されたが、今日は都内で新たに確認された感染者が47人に増え、ちょっと多いな、という気になる。そんななか、吉祥寺のライブハウスSilver ElephantでSTELLA LEE JONESのライブが行われた」となっている。都内の感染者、たった47人だったのか。それでも多く感じていたのだ。ちなみに今日の都内の新規感染者は日曜日としては過去最多の1,592人である。将来、この記事を読み直して、そんなに少なかったのか、なんてことにならなければいいけれど。
さて、2度目の緊急事態宣言が出て、飲食店の営業は20時まで、ということになっているので、ライブの開始時間も当初の予定より早まって17時半開演。ステージに現れたメンバーも全員マスク着用である。ステラはヴォーカルなしなので、特に問題はないのだろう。女性陣はマスクもオシャレだ。ドラムの谷本氏もかわいい柄のマスクをしている。
メンバーは前回と同じで、ベースは細谷紀彰がゲスト参加。メンバー紹介の時に平田氏が「ベース、細谷・・・なんだっけ?」。
STELLA LEE JONES
平田聡 ギター
佐藤真也 キーボード
入山ひとみ ヴァイオリン
佐々木絵実 アコーディオン
谷本朋翼 ドラムス
細谷紀彰 ベース
相川瞳 パーカッション&ヴィブラフォン
1曲目は雨音のSEから始まるゆったりとした曲調のAugust Showers。前回も感じたことだが、現場で観るのと違って、音の塊が物凄いエネルギーでぶつかってくるようなライブならでは迫力はないものの、各楽器の音がくっきりと分離していて非常に聴きやすい。要するにライブDVDを見ているような感覚だ。複数のカメラで撮影しているので、客席にいては見えないようなアングルからの映像もあり、それは配信ライブならではの楽しみではある。そして、ネット配信ならではといえば、海外のファンもリアルタイムで観られるというのはやはり画期的なことなのだろう。フランス人などが観ているようだ。
1.August Showers
2.Russians
3.Jean Pierre
4.Salar de Uyuni
5.Parallel Railways
6.Himawari(新曲)
7.Synapse
(休憩)
8.The 15th Warriors
9.Light of Strength(新曲、ステラ史上初のゲーム音楽。いかにも、な感じ)
10.Herculean(同上)
11. Jigsaw Cats
12.Water Line (作曲者・平田氏が無駄な変拍子が多いと怒られたという曲)
13.Kagerou
14.Mirror
(アンコール)
15.Tokyo Fantasista
19時50分までには終演。
冬なのにWinter Songが聴けなかったのは残念だったが、本編ラストのMirrorは嬉しかった。この曲、好きなのだ。とにかく、今回も堪能した。しかも、1月31日まで録画が何度でも見られるというのが嬉しい。
そして、一昨年10月に行われたライブのDVDが発売決定。今日、会場では先行販売が行われたらしいが、正式発売は2月24日。
STELLA LEE JONES THEATER Vol.1 2021/2/24ライブDVD発売決定