春の最強牝馬決定戦、ヴィクトリアマイルが東京競馬場・芝1600メートルで行われ、4歳~6歳の牝馬18頭が参戦。断然の1番人気は昨年の安田記念とマイルCSを制し、牡馬を含めても現役最強マイラーといえるグランアレグリア。2番人気はレシステンシア。
レースはクリスティが先頭で引っ張り、スマイルカナが続き、レシステンシアは3番手。グランアレグリアは中団の外を追走。
そのまま4コーナーを回って直線に入ると、レシステンシアが先頭に立つが、なお中団にいたグランアレグリアが騎手のゴーサインに応えて、グングン加速し、外からあっという間に先頭に立ち、後続を4馬身突き放して圧勝。牝馬同士のレースで次元の違いを見せつけた。2着には10番人気のランブリングアレーが入り、2番人気のレシステンシアは最後失速して6着。
昨年のこのレースではアーモンドアイがやはり1頭だけ異次元の強さを見せつけて快勝し、そのアーモンドアイにグランアレグリアは安田記念で圧勝しているわけだから、ここでは勝って当たり前ではあった。
グランアレグリアはディープインパクト産駒の牝5歳。通算12戦8勝で、重賞7勝、G1は桜花賞・安田記念・スプリンターズS・マイルCSに続き5勝目。古馬の芝マイルG1をすべて勝ったのは史上初。
1着グランアレグリア(ルメール) 2着ランブリングアレー 3着マジックキャッスル
4着ディアンドル 5着シゲルピンクダイヤ