久しぶりに関東のコウノトリの情報。
千葉県野田市の「こうのとりの里」で5月7日に誕生した2羽のうち、メスは「リン」、オスは「ミズキ」と命名され、本日、放鳥作業が行われたようだ。飼育ケージの天井ネットを開放するという形で、行われたので、2羽が野外へ出たかどうかは不明。
2016年生まれの「きずな」♂はしばらく宮城県に滞在していたが、関東に戻ってきて、最新情報では茨城県取手市にいるようだ。
その弟、「ひかる」♂は2019年生まれの「レイ」♀とともに栃木県小山市付近の渡良瀬遊水地で子育て中。今年生まれた2羽は「りょう」♂、「のぞみ」♀と命名され、6月3日に巣立ち、今も親と一緒に行動している模様。
野田で2017年生まれの「ヤマト」♂は野田市にいる。
2018年生まれの3羽はすべて死亡。
2019年生まれの「レイ」♀は先に書いた通り、「ひかる」とともに子育て中。
同い年の「カズ」♂も渡良瀬遊水地にいるようだ。
2020年生まれの「たいよう」♂は野田市にいるようだ。
「ひかる」と今は亡き「歌」(徳島県生まれ)の間に昨年誕生した2羽のうち、「ゆう」♀は最近、情報がないが、足環のない個体とともに渡良瀬遊水地周辺にいる?
もう1羽の「わたる」♂は亡き母親の故郷、徳島県鳴門市まで飛んでいって、しばらく滞在した後、近畿地方北部へ移動。京都府の京丹後市周辺で複数個体とともに滞在していたが、7月22日ごろ、西日本生まれの2羽を連れて、渡良瀬遊水地に戻ってきたらしい。
日本最大の遊水地である渡良瀬遊水地が関東のコウノトリの一大生息地となりそうだ。
(きょうの1曲)Bill Evans Trio / Waltz For Debby