小仏城山へ

 今日から12月。もう師走だ。一年中走りっぱなしのように時間が経つのが早く感じるが。

 東京は未明から激しい雨と風。しかし、朝にはほぼ止んで、日中は穏やかな天気。

 先週11月23日に高尾山に行ってきた話の続き。紅葉シーズンの祝日で大変な人出の山頂をあとにいわゆる奥高尾へと足を進める。高尾山へは何度も登っているが、ここから先は初めてだ。

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 いきなり階段をどんどん下り、それから再び登ると、もみじ台。茶屋があり、ここも賑わっている。

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 紅葉はやや盛りを過ぎかけて、散り始めているが、それでもまだ美しさを残している。

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 なだらかな尾根筋を上ったり下ったり、ススキの中を行く気持ちの良いハイキングコース。少し陽が翳ってきた。

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 このあたりは岩石が露出しているような場所もあまりない。

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 送電鉄塔

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 一丁平。高尾山から1.6キロ、小仏城山へあと0.9キロ。

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 一丁平からの見晴らし。遠くに相模湾が見える。

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 江ノ島も見える。

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 丹沢の山々。はるか南の海からやってきて、本州の下に潜り込もうとして潜り込めず、あとから来た伊豆半島に追突されて隆起した。

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 すでに13時を過ぎているので2個買ってきたおにぎりのうち1個を食べて、さらに歩く。

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 もうすぐ城山。あたりには熊笹が茂っている。

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 小仏城山に到着。標高670.3メートル。高尾山より70メートル余り高い。戦国時代に小さな山城(砦)が置かれたことからこの名前。

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 都心方面の眺め。

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 横浜方面。

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 山頂には春美茶屋、城山茶屋の2軒が隣り合っている。春美茶屋が東京都、城山茶屋が神奈川県だそうだ。

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 城山茶屋で名物のなめこ汁を注文。残っていたおにぎりを食べる。

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 味噌仕立てではなく醤油仕立て。具はなめこと豆腐で、表面に散っているのは七味唐辛子。

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 高尾山からここまでは大阪まで続く東海自然歩道を歩いてきた。自然歩道はここから相模湖方面へ下っていく。そちらへ行くのも面白いかな、と思うが、予定通り小仏峠方面へ行こう。

 小仏峠からは旧甲州街道に入り、高尾駅まで歩くつもり。

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