カーリング女子世界選手権開幕

 東京で本日、ソメイヨシノの開花が発表される。この後、寒の戻りがあるらしいので、見ごろになるのはまだ少し先だろう。我が家の鉢植えの山桜もつぼみが膨らんできたが、咲くまでにはまだ数日はかかりそう。

 北京オリンピックで日本が銀メダルを獲得し、あれだけ盛り上がったわりには全くと言っていいほど話題にならないカーリング女子の世界選手権がカナダのプリンスジョージで現地19日に開幕。五輪より多い13チームが参加。日本も出場しているが、代表はロコ・ソラーレではなく、昨年12月の代表決定戦を勝ち抜いた中部電力。恐らく、ロコ・ソラーレが出ていたら、メディアも取り上げたのだろうが、ロコが出ないので、ほぼ無視である(テレビをあまり観ないので、よく分からないけど、たぶん・・・)。辛うじてNHK-BSで日本戦の放送があるが、全試合ではない。まぁ、基本的に超マイナースポーツなので、仕方がない。中継があるだけでも感謝しなければならない。

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 で、日本は初戦、トルコと対戦。トルコは北京には出場していなかったが、昨年12月の五輪最終予選で日本のロコ・ソラーレを破ったほか、北京で金メダルのスコットランドと韓国にも勝っている、最近、急速に力をつけてきているチームだ。

 3年ぶりの出場で前回は4位だった中電は当時、セカンドでスキップだった中嶋星奈がサードでバイスに回り、フォースの北澤育恵がスキップになった。そして、チーム最年長(29歳)の松村千秋をリザーブにして、20歳の鈴木みのりをセカンドで起用する新体制で臨んだ。

 日本先攻で始まった1エンド、リードの石郷岡葉純の1投目というところで、スキップの北澤が間違えて鈴木の上着を着ていることにメンバーが気づいて、いきなりチーム全体が慌てるというバタバタしたスタートだったが、まずは相手のミスもあって1点スチール。序盤は優位に試合を進め、前半5-2とリードする。特に中嶋、北澤のショット成功率が高い。しかし、12月にロコを破った時もそうだったが、トルコは後半調子を上げてきて、最終10エンドで6-6の同点に追いつかれてしまう。それでも、有利な後攻となった延長11エンドで、中嶋が絶妙のダブルテイクアウトで相手のチャンスをつぶし、最後は北澤がしっかりとドローを決めて日本が7-6で勝利。白星発進となった。

 スウェーデン、スイス、韓国、デンマークなどは五輪代表がそのまま出ているが、日本のように別のチームが出ている国もある。その中でスコットランドは五輪金メダルのミュアヘッドとは違う若いチームが出場。メンバー5人のうち2人がコロナで陽性となり、今日は3人で試合をして、スイスに1-12で大敗していた。出場予定だったRCF(ロシアカーリング連盟)はウクライナ問題で除外となり、チェコが代替出場。

 13チーム総当たりのラウンドロビン(予選リーグ)の結果、上位6チームがプレーオフに進出。日本もなんとか頑張ってほしい。やっぱりロコ・ソラーレじゃないと世界では戦えない、などとゴチャゴチャ言われないためにも。

 明日はイタリア、アメリカとの2試合。アメリカ戦のみ中継あり。

(おまけ)朝の小鳥

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(きょうの1曲)Mike Oldfield / Jungle Gardenia


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