春分の日

 春分の日。やや雲が多めながら、穏やかな日和。

 甘夏とレモンのマーマレードを作る。

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 ハナニラが咲きだした。多摩丘陵を歩いた時、あちこちで咲いていたが、我が家でもようやく開花。ただし、まだ一輪。

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 プラムも昨日から咲き出した。

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 カナダ・プリンスジョージで開催中のカーリング女子世界選手権2022。初戦でトルコを破った日本は今日、イタリア、アメリカと対戦。
 日本時間の深夜1時からのイタリア戦。北京五輪カーリングMDに出場し、全勝で金メダルを獲得したイタリアのS.コンスタンティニがスキップを務める手ごわい相手かと思ったが、日本が2エンドに2点先制、その後、1点ずつ取り合い、日本が3-2で迎えた第6エンドに3得点して6-2とイタリアを突き放し、7エンドにも2点、8エンドも1点スチールして9-2となったところでイタリアが相手の勝ちを認めるコンシード。これで開幕2連勝。

 そして、日本時間11時から双子のアンダーソン姉妹がいるアメリカ戦。強敵ではあるが、予選突破のライバルになりそうな相手だけに直接対決で勝っておきたい相手である。この試合ではリザーブの松村がセカンドで出場。石郷岡が控えに回り、リードは鈴木、サード中嶋、フォース北澤の布陣で臨んだ。長丁場の大会で、メンバーを入れ替えながら戦えるのがこのチームの強みと言えるか。

 試合は前半、日本が優位に進め、4-2とリードしたが、7エンドにアメリカに3点を奪われ、逆転を許す。さらに8エンドにも1点スチールされて4-6。完全に流れを持っていかれ、これはちょっと厳しいかな、と思ったが、9エンドに北澤がスーパーショットを決めて2点を取り、同点に追いつく。

 最終10エンド、日本は不利な先攻だったが、最後までどうなるか分からない緊迫したせめぎ合いとなる。センターラインを中心に石が並ぶ展開はスキップ対決となり、まずは北澤がハウスの中心付近に絶妙のドローを決める。すると、アメリカのスキップのC.クリステンセンがガードストーンを飛ばして、日本のNo.1ストーンを弾き出す。しかし、投げた石がセンターライン付近に残ったため、北澤は再びこれ以上ない絶妙のドローでハウスの中心付近にNo.1を置く。北澤のショットを松村、鈴木のスイープ、バイススキップ中嶋の的確なラインコールで最高の位置まで運んだ、まさにチームショット。これに対して、アメリカのクリステンセンは今度はランバックではなく、直接、日本のNo.1に当てて、自分たちの石をNo.1にするショットを選択。しかし、やや弱い。二人の全力スイープにもかかわらず、石はガードストーンに接触。ハウスまで届かず、日本の石がNo.1のまま。この瞬間、劣勢を跳ね返した日本の7-6での劇的な逆転勝利が決まった。

 これで日本は3連勝。スイス、韓国と並んで首位に立つ。まぁ、厳しい戦いはこれからだ。

 次は日本時間で22日午前1時からのスコットランド戦のはずだったが、チーム内でコロナ陽性者が続出し、結局、大会を棄権(ここまで0勝2敗)。日本は不戦勝となる。次は明日の11時からのドイツ戦だ。

 

(きょうの1曲)PFM / Dolcissima Maria


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