久しぶりに再開園した多摩動物公園

 新型コロナウイルスの感染拡大で、今年1月11日から臨時休園していた都内の動物園が「まん延防止等重点措置」の全面解除に合わせ、3月22日から再開園した(上野は23日から)。

 昨日、今年初めて多摩動物公園に行ってきた。この休園期間に国内最高齢のアフリカゾウ「アコ」(57歳)が天国へ旅立つなど、残念な出来事もいろいろあったが、園内の景観もずいぶん変わっていた。

 各地で深刻な被害が出ているナラ枯れ寄生虫が媒介する細菌によりコナラやクヌギが枯死する伝染病)により多摩動物公園内でも700本以上の木が枯れたといい、感染拡大防止のため休園中に大量伐採が行われたのである。ついでに林内に生い茂っていた笹も刈られたので、山林がずいぶんすっきりとした。

 木の本数が減っただけでなく、下草も全くなくなり、すっかり見通しがよくなった。これから緑の季節になれば、また感じが変わるだろうか。

 ツキノワグマ舎を囲む林もずいぶん寂しくなってしまった。これでは秋になっても、クマの好物のドングリはあまり落ちてこないだろう。

 お久しぶりのキュー。53歳になった。

 49歳になったチャッピー。

 1歳のポピー。

 遊び疲れてミルクタイム。

 園内に咲くタチツボスミレ

 谷戸の湧水池にはヤマアカガエルのオタマジャクシ。

 カーリング女子世界選手権は今日が最終日(現地日曜日)。スウェーデンとカナダの3位決定戦は接戦となり、延長の末、8-7でカナダが勝利して銅メダル。

 そして、スイスと韓国による決勝戦はこれも接戦となった。1エンド、ブランクの後、2エンドでスイスが3点を先制し、試合を優位に進めるかと思いきや、その後、韓国はスイスに複数得点を許さず、4エンド、6エンドに1点ずつ取らせる一方、有利な後攻となった5エンド、7エンドに2点ずつ奪い、5-5の同点に追いつく。スイスは8エンドにも1点取って6-5とすると、9エンドには韓国に1点取らせて同点となるが、スイスが有利な後攻で最終10エンドを迎える。そして、韓国スキップ、キム・ウンジョンのラストショットがややミスとなり、韓国のNo.1、2の石がハウス内にほぼ横並びになってしまったのをスイスのフォース、アリーナ・ペーツが落ち着いて2個とも弾き出し、スイスに1点が入り、この瞬間、7-6でスイスの勝利が決まった。スイスは中止となった2020年をはさみ、2019年から世界選手権3連覇、しかも、今回は14勝0敗という圧倒的な優勝だった。

 韓国は銀メダルに終わったが、国としては史上初の快挙。スイスを相手に最後の1投まで勝負の行方が分からない熱戦を繰り広げたのだから、大したものだと思う。まぁ、日本のロコ・ソラーレも北京の準決勝で同じスイスに勝っているけど、予選の韓国戦は大敗だった。

 

(きょうの1曲)TUDOR LODGE / Forest


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