スイスのジュネーブで開催中のカーリングの混合ダブルス世界選手権。日本の松村千秋・谷田康真組は強豪がひしめくA組に入ってしまい、始まる前から厳しいなぁ、と思っていたが、いきなりイタリア、エストニアに連敗。ところが、第３戦で世界最強ともいえそうなスイスを破ると、ノルウェー、ニュージーランドにも勝って３連勝。
そして、昨夜は韓国との対戦。相手のキム・ミンジは３年前の女子世界選手権で松村の所属する中部電力が３位決定戦で接戦の末に敗れて惜しくもメダルを逃した相手チームのスキップだった選手である。
試合は１エンドに日本がいきなり３点を先制し、主導権を握り、６－３とリードして迎えた７エンド。相手が大量点を狙ってパワープレイに出たが、日本がうまく攻めて、No.1～5まで持った状態で相手のラストショット。このプレッシャーのかかる状況で、キム・ミンジのショットがハウスに届かず、日本が大量５点スチール。11-３と大差がついて、ここで韓国がコンシード。日本が４連勝となった。
そして、今日はデンマーク戦。今度は相手にいきなり３点先制されるが、少しずつ追い上げ、5-5の同点、日本が有利な後攻で最終８エンドを迎える。ここでも日本が有利な形を作って、相手に難しいショットを残し、デンマークのラストショットはガードに接触するミスとなって日本に1点が入り、６－５で逆転勝ち。これで２連敗の後、５連勝。５勝２敗で、イタリア、スイス、ノルウェー、スウェーデンと並び首位タイである。しかも、スイス、ノルウェーに直接対決で勝ったのは大きい。残りはフィンランド、スウェーデンとの２試合。なんとか、上位３チームに入って、決勝トーナメントに勝ち上がってほしいが、ここまででも予想以上の成績ではある。
（おまけ）チオノドクサ
冬に植え付けた球根植物チオノドクサ。和名が雪解百合（ユキゲユリ）というそうで、その名の通り、早春のまだ寒さの残る時季に逸早く咲くはずだったのが、まったく芽が出てこず、どこかへ消えてしまったのかと思っていたら、今ごろになって芽を出し、そして咲いた。
大きな葉っぱはジギタリス。来年はもう少し早く咲いてください。
（きょうの１曲）彭羚 / Moonlight Shadow
