古代の武蔵国府が置かれた東京・府中市。その全容を解明すべく地道な発掘作業が継続的に行われているが、大國魂神社の西側に都から派遣された国司の居館兼執務室があったことが判明し、最近、史跡として整備された。
何やら儀式が行われていた。
というのは嘘で、これは復元模型。
国司館の8世紀前半の姿を10分の1スケールで推定復元している。
実際の建物跡には柱が立てられている。
武蔵国府が機能したのは平安時代末ぐらいまでで、その後、この土地には1590年、関東入りした徳川家康が府中に滞在する際の府中御殿が建てられた。家康の死後、駿河の久能山に葬られた亡骸を日光へ改葬するために移送中の御尊櫃がここを通り、この場所で法要が行われたという。
(おまけ)今日の雲
(きょうの1曲)NATIONAL HEALTH / Toad Of Toad Hall