第27回NHKマイルカップ

 春のG1戦線も佳境に入り、今週から5週連続の東京開催。今日は3歳マイル王決定戦、NHKマイルカップ東京競馬場・芝1600メートルで行われ、牝馬5頭を含む18頭が参戦。

 1番人気は過去4戦3勝で昨年の朝日杯(G1)2着以来のレースとなるセリフォス。2番人気はオーストラリアの名手D.レーンを鞍上に迎えたインダストリア。3番人気はマテンロウオリオン。

 レースは逃げると予想されたジャングロが出遅れ、トウシンマカオが先行争いを制して逃げる。1000メートル通過が57秒4。そして、トウシンマカオが先頭のまま直線に入ると、先行勢を見る位置にいたセリフォスは最内から先頭をうかがう。しかし、中団の外にいた4番人気のダノンスコーピオンが外から伸びてきて、粘るトウシンマカオを交わして先頭に立つ。さらに後方から大外一気でマテンロウオリオンが猛然と追い込んできて、ダノンスコーピオンと並ぶようにゴールインしたが、ダノンがクビ差で先着。3着には最低人気のカワキタレブリーが入る。


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 鞍上・川田将雅は先週の天皇賞ではスタート直後に落馬してしまったが、今週は見事な勝利で、G1通算20勝目。

 ダノンスコーピオンはロードカナロア産駒の牡馬。通算6戦4勝で、重賞は前走のアーリントンCに続き2連勝。G1は初制覇。

 

1着ダノンスコーピオン(川田) 2着マテンロウオリオン 3着カワキタレブリー

4着セリフォス 5着インダストリア