ラウンドロビン終了

 5月15日からスウェーデンのヨンショーピングで開催中の世界ジュニアカーリング選手権2022。日本は男子が出場権を獲得できず、前回4位だった女子のSC軽井沢クラブJrだけが出場しているが、10チーム総当たりの予選リーグ(ラウンドロビン)5戦を終えて3勝2敗というところまで書いた。

 メンバーはリードでスキップの山本冴、セカンド上野結生、サード荻原詠理、フォース上野美優の大学生4名に昨年の日本ジュニア選手権準優勝の北海道・名寄カーリング協会Jrから高校3年生、三浦由唯菜がリザーブとして参加している。

 

 さて、改めて書いておくと、初戦は韓国に9-6で勝利。2戦目はラトビアに3-10で大敗。3戦目、アメリカに延長の末8-9で惜敗。4戦目はスコットランドに7-4で勝利。5戦目はデンマークに6-4で勝利。これで3勝2敗だった。

 その後、6戦目で地元スウェーデンと対戦。厳しい戦いになるかと思いきや、日本が相手にプレッシャーのかかるショットを強いてはミスを誘う形で8-1と予想外の圧勝。

 さらに強豪ノルウェーにも序盤から有利な後攻で2点取っては相手に1点取らせる理想的な展開で、6エンドを終わって6-2。しかし、7エンドに相手に3点を奪われ、1点差に迫られてしまうが、8エンドに4点取って突き放し、ここで相手がコンシード。10-5で勝利。2試合を残し、あと1勝で予選突破というところまできた。

 そして、昨日のスイス戦。日本が5-3で迎えた最終エンドに2点を奪われ、同点に追いつかれると、延長11エンドに1点スチールを許して5-6で敗れる。この時点で日本はラトビアと並んで5勝3敗で3位タイながら、最後のカナダ戦に勝つことが上位4チームでの準決勝進出の条件となった。

 日本時間で今日の未明2時から始まったカナダ戦。日本は2,4エンドに1点ずつ取られ、0-2とリードされたが、5エンドに一挙3点で逆転。さらに6エンドにも1点スチールで4-2。しかし、7、8エンドに1点ずつ奪われ、再び同点。後攻の9エンドに1点取って5-4とし、不利な先攻で迎えた10エンドで相手を1点に抑え、5-5の同点での延長戦を有利な後攻で迎える。

 この時点で同時に行われていたほかの試合は終了しており、予選1位のノルウェー、2位アメリカは準決勝進出が確定。ただ、3位、4位は日本対カナダ戦の結果次第となっており、日本が勝てば日本とスウェーデンが進出、カナダが勝てばスイスとラトビアが進出ということで、各チームの選手が祈るような気持ちで見つめる中でのゲームとなった。

 結果は上野美優が最後に相手の石を弾き出して日本に1点が入り、6-5で日本が勝利し、予選3位で準決勝進出を決め、スウェーデンが4位。大会前半は全勝で突っ走っていたラトビアは後半失速し、予選敗退。

 平昌五輪と北京五輪では日本のロコ・ソラーレがいずれもスウェーデンが日本のライバルを倒してくれたおかげで準決勝に進むことができてメダル獲得につなげたが、この大会では日本のおかげでスウェーデンが救われた形。

 日本は明日、アメリカと準決勝で対戦。勝てばメダル獲得。負ければ3位決定戦となる。とりあえず4位以上が決まり、次の大会の出場権は獲得できたが、ここまで来たら、日本チームとして過去最高の金メダルをめざしてほしい。

  ところで、この大会。リザーブ登録の三浦選手がサードの荻原選手に代わって試合に出るケースが目立っている。3月世界選手権で途中棄権に追い込まれた日本代表・中部電力のようにコロナ感染なんてことはないだろうな、と心配したが、そういうことではなさそうだ。それでも、ちょっと気になる。

 

 男子はスコットランド、ドイツ、カナダ、ノルウェーが準決勝進出。

worldcurling.org

 明日の試合も大注目だが、明日からは国内でも日本選手権が始まる。男子は大会3連覇中のコンサドーレからスキップの松村雄太が退団し、谷田康真がスキップという新布陣。TM軽井沢は中部地区予選で敗退の波乱で、本命不在といえるが、昨年準優勝の常呂ジュニアに期待。

 女子は北京で銀メダルのロコ・ソラーレが本命なのだろうが、個人的には波乱が起きてほしいと思っている。明日の初戦でいきなりロコ対中部電力の対戦だ。

 

(おまけ)カワラヒワ

(きょうの1曲)Pat Metheny Group / First Circle


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