第39回マイルCS

 秋のマイル王決定戦、第39回マイルチャンピオンシップ阪神競馬場・芝1600メートルで行われ、G1馬5頭を含む17頭が出走。有力馬がひしめき、混戦ムードだったが、その中で1番人気に推されたのは昨年のNHKマイルを制し、このレース2着だったシュネルマイスター。2番人気はマイルG1で3勝をあげた白毛のアイドル牝馬ソダシ。3番人気は2019年の朝日杯を制し、前走・毎日王冠を勝ったサリオス。

 レースは揃ったスタートからまずピースオブエイトが先頭に立つが、後方にいたファルコニアが外から上がっていき、途中から先頭に立つ。3番手にホウオウアマゾン、直後にソダシとロータスランドの牝馬2頭が続く。あとは馬群が一団となって追走。

 そのまま4コーナーを回り、直線に入ると、失速するファルコニアをロータスランドが交わして先頭に立ち、ピースオブエイトも並びかける。ソダシも少しずつ伸びてきて、さらに後方から馬群を割ってダノンザキッドも来る。接戦になりかけたが、後方から大外を回って6番人気のセリフォスがぐんぐん伸びてきて、他馬をまとめて交わして先頭でゴールイン。先週のエリザベス女王杯の勝利騎手はC.デムーロだったが、今週も鞍上はまたも海外(オーストラリア)から参戦のD.レーン。


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 セリフォスはダイワメジャー産駒の牡3歳。ここまで出走はすべて芝の千六で、通算8戦5勝。前走の富士Sに続く連勝で、重賞4勝目。G1は4度目の挑戦で初勝利。

このレース、ダイワメジャーとの親子制覇となった。

 

1着セリフォス(レーン) 2着ダノンザキッド 3着ソダシ

4着ソウルラッシュ 5着シュネルマイスター