WBC開幕

 野球の国際大会、第5回World Baseball Classicが開幕。20か国の代表が4組に分かれて、各地で予選リーグを行い、日本代表は東京ドームで、今日から中国、韓国、チェコ、オーストラリアの代表と対戦。

 昼の試合で韓国がオーストラリアに7-8で敗れた後、夜19時から日本対中国戦。日本は大谷翔平が先発。

 打線は1番ヌートバー(中)、2番近藤(右)、3番大谷(投)、4番村上(三)、5番吉田(左)、6番岡本(一)、7番牧(二)、8番源田(遊)、9番甲斐(捕)という打順。

 初回、大谷が中国打線を三者凡退に抑えた後の日本の攻撃は先頭のヌートバーが初球を中前打で出塁。その後、制球に苦しむ相手投手から近藤、大谷、村上が連続四球を選んで押し出しで1点先制。いきなり大量点かと思われたが、後続が続かず1点止まり。

 大谷は65球以内という球数制限があるため4回までで降板したが、最速160キロで相手打線を1安打に抑える貫録のピッチング。打っても4回の第三打席でレフトフェンス直撃の2点二塁打を放ち、3-0。

 日本は5回から戸郷が登板し、この回を三者三振に抑えたが、6回にソロホームランを打たれ、3-1。

 日本は中国の投手陣からチャンスは作るものの決定打が出ず、なかなか追加点を奪えなかったが、7回に牧が1号ソロを放ち、4-1とすると、8回にはDHに入った大谷のヒットと2四球で満塁のチャンスを作り、この回の守備から出場の山田の左前打でまず1点、さらに源田が四球を選んで押し出しで1点追加すると、甲斐も2点タイムリーを放ち、この回4点。8-1として試合を決めた。投げては大谷、戸郷、湯浅、伊藤のリレーで中国打線を1点に抑え、8-1で快勝。まずは順調に白星発進。

 しかし、打者大谷と真剣勝負で凡打に抑えたり、投手大谷からヒットを打った中国の選手は一生の自慢になるのだろう。末代までか?

 明日は韓国戦で、ダルビッシュが先発予定。