朝のうち、弱い雨。午後には上がり、夕方には晴れる。気温は低め。
そこに彫られている通り、元三大師である。
元三大師は平安時代の天台宗の僧で、比叡山延暦寺の第十八代天台座主、良源のこと。延喜十二(912)年に近江で生まれ、永観三(985)年の正月三日に亡くなったので、元三大師と呼ばれる。
元三大師は鬼の姿に変じて、疫病神を退散させたと言い伝えられ、その時の姿を写し取ったのが、この像で、「角大師」などと呼ばれる。
角大師は厄除けの御利益があるとして、広く信仰を集めた。また、良源はおみくじの創始者でもあるという。
こちらも深大寺境内の馬頭観音。馬の姿を彫っているのが珍しい。昭和十五年だから、そんな古いものではない。
(きょうの1曲)CAMEL / God Of Light Revisited