昨日の日曜日、また高尾山に登ってきた。
すでに紅葉シーズンも終わって、日曜日の高尾山にしては、人は少なめ。といっても、登山者が世界一多い山であるから、人がいないわけではない。いつもの大混雑ではないが、普通に多い。
1号路を登る。すぐに大きなグループがいて、聞こえてきた会話からバードウォッチングだと分かる。日本野鳥の会の探鳥会らしかった。面白そうではあるな。
続いて、なぜかサンタクロースの恰好をした老若男女の一団を追い抜き、カケスやエナガの声など聞きながら登っていく。
まだ紅葉はいくらか美しさを残していた。

金比羅台からの眺め。都心方面。



ケーブルカーの高尾山駅までやってきた。時刻は10時20分。
今年の春に登った大岳山。

相模湾。

江ノ島も見える。

1号路脇の切り株。ここはいつも季節に合わせた飾りつけがなされている。


「霊気満山」の額がかかる浄心門の脇から3号路に入る。途中、ソウシチョウの群れに遭遇したが、写真は撮れず。




11時半頃、599メートルの山頂に着いた。

やはり思ったほどの混雑ではない。

きれいに見えるだろうと期待していた富士山は雲を被っていた。展望台にカメラの三脚を立てている人が数名。冬至だった昨日は富士山頂に夕日が沈むダイヤモンド富士がここから見えたのではなかったか。だとすれば、今日もそれに近い夕日を撮影しようというのだろう。

今日はここから奥へは行かないつもりだったのだが、なんとなく奥高尾方面へ歩き出してしまった。最初に長い階段をどんどん下るので、一度下ってしまえば、戻る気にはならず、先へ進むしかない。

一丁平からの江ノ島。ここでおにぎり休憩。

富士山は相変わらず山頂を隠している。

杉は今にも花粉を飛ばしそうに見える。

12時半前に小仏城山(670m)に到着。

城山から見た高尾山。

ここからも筑波山がうっすらと見えた。

富士山。

去年の12月にここから相模湖へ下ったが、今年はそのまま小仏峠へ。
富士山がほぼ全容を現した。

眼下には相模湖。

小仏峠。標高548メートル。
「明治天皇小佛峠御小休所阯及御野立所」の石碑がある。明治天皇は明治十三(1880)年の山梨巡幸の際、この峠道を越えている。左は三条実美の歌碑。傍らには廃屋化した峠の茶屋。

宝暦六(1756)年の庚申塔がある。13時05分に下山開始。

ここから旧甲州街道を下る。明治天皇は峠の麓で馬車から輿に乗り換えて、この峠道を越えた。このあたりの道は当時と変わっていないだろうか。

山道はやがて砂利の林道に変わり、舗装道路となって、しばらく行くと小仏バス停がある。数人がバスを待っていたが、僕は素通りして、そのまま歩く。高尾駅までは5キロぐらいか。風情のある旧街道で、山歩きの余韻を味わいながら歩くのにちょうどよい。
峠の麓の明治天皇御小休所阯の碑。ここで馬車から輿に乗り換えたのだろう。

右に中央本線、左に中央自動車道を見ながら少し行くと、左手の斜面にニホンザルの群れがいた。この道は何度か歩いたが、猿に遭遇したのは初めてだ。


かなりたくさんいるようだ。


近くには人家もあり、これだけ近くに猿の群れが棲んでいると、なかなか大変なことも多いのだろう。

猿を見ていると、高尾駅行きのバスが2台通り過ぎて行った。僕もバスに乗っていたら、猿には気づかなかっただろうし、気づいても素通りするしかないから、自分の足で歩いてよかったと思う。15分ほど観察。

14時40分に高尾駅に到着。自宅から自宅で30773歩。