イチロー200安打

シアトル・マリナーズイチロー選手が今シーズン200本目のヒットを放ち、大リーグ入りしてから9年連続での年間200安打以上を記録し、大リーグ記録を108年ぶりに更新。
オリックス入団1年目のまだ鈴木一朗だった時代から注目していたのだが、日本で首位打者をとるところまでは予測できても、まさかこんな次元にまで登りつめるとは想像もできなかった。
野球ファンとしては彼の現役時代に生きていられるだけでも幸せなことだ。

ということで、イチローがまだ日本のオリックスでプレーしていた時の話。
東京ドームでの日本ハム戦。僕は3塁側内野スタンドで試合前の練習を見ていたら、ファウル・グラウンドのフェンス際でイチロー田口壮がキャッチボールを始めた。最初は普通のキャッチボールだったが、そのうち田口が座ってキャッチャーになり、イチローの投球練習に。
何球か投げた後、イチローフォークボールを投げるような合図をしてから投球。
球を受けた田口に今のはホームランボールだとからかわれたイチローは「エーッ、マッキントッシュなら空振りするよぉ」と拗ねていた。
マッキントッシュとはその当時の日本ハムの4番打者。打撃不振で、それから1か月もしないうちに解雇された。
あのキャッチボールを最前列で見ていた客は確か僕だけだった。貴重な経験。調べてみたら、1995年のこと。確か6月初めだったと思う。