今日の東京は曇り時々雨。都心の最高気温は26.9℃。しかも、これは夜中に出た数字。日中はそれより低く、夜には20℃を下回る。今日の全国最低は北海道・天塩町の6.3℃だったが、九州は相変わらず37℃前後の猛暑。全国最高は大分県豊後大野市犬飼の38.1℃。
上野の東京国立博物館で開催中の「弘法大師生誕1250年記念特別展・空海と真言の名宝」に出かけてきた。

大混雑は予想していたが、着いた時には平成館前に行列ができていて、入場に20分待ち。この後、もっと待ち時間が長くなると案内していた。
(行列の最後尾から撮影)
館内は予想通りの混雑。展示品をひとつひとつ鑑賞しようとすると、展示品の前を横に移動していくことになるが、それぞれの後ろにも人垣ができて、どんどん割り込んでくるので、全然進まない。最悪である。それでも、空海の真筆などを目にすると、さすがに感動した。
弘法大師・空海(774‐835)坐像。高野山金剛峯寺所蔵。17世紀。

お坊さんらしき人もけっこう来ているようで、書かれている内容について、連れの人に解説したりしている。
仏像も多く展示されていて、特に快慶作の「深沙大将立像」の迫力には圧倒された。金剛峯寺に伝わる建久八(1197)年の作。
(ネットから拝借)
髑髏の首飾り、腹部の人面、象の膝当て。深沙大将の図像が予め存在し、快慶はそれをそのまま彫刻で表現したということだが、最初、誰の頭の中にこんな姿が浮かんできたのだろう。
ほかにも各地の真言宗寺院の秘仏が多く展示されており、最初は大混雑だったが、進むにつれて、人混みもばらけて、まぁまぁ鑑賞しやすくはなった。
最後のコーナーだけ写真撮影可。
愛染明王坐像(山梨・放光寺、重要文化財)

国宝 五智如来坐像(京都・安祥寺)


その後、考古学資料の展示や本館を見て回る。特別展には外国人の姿はほとんど見られなかったが、一般料金で入れる場所は外国人のほうが多いくらいだった。甲冑や刀剣がやはり人気であるようだ。
スタンプを順番に捺して多色刷りの浮世絵を完成させる体験コーナーも外国人観光客に人気。


本館裏の日本庭園。



出てきたら、3時間半も経っていた。
博物館前の郵便ポスト。

「空海と真言の名宝」展は9月6日(日)まで。