城島が大リーグ移籍

ソフトバンク・ホークスの城島健司捕手がシアトル・マリナーズへ入団することになった。
優秀な選手が次々とアメリカへ渡ってしまうのは寂しいけれど、まぁ、仕方がない。あちらはただ単にアメリカの国内リーグというのではなく、海外に開かれているという意味で、世界リーグというべき存在であり、閉鎖的なローカルリーグに過ぎない日本プロ野球とは違うのだ。スポーツ選手がより高いレベルに挑戦するのは当然と言える。このままでは日本プロ野球マイナーリーグ化の流れは今後も続くのではないか。
日本のプロ野球が大リーグに対抗したければ世界に開かれたリーグになる必要がある。外国人枠なんて取っ払って、世界中から人材が集まるようにする。また、コミッショナーでもない人物が球界を隠然と(公然と?)支配するような体制を打破することも不可欠だろう。リーグの枠を韓国、台湾、中国などに拡大し、まさにアジア・メジャーリーグへ発展させることも必要かもしれない。
もうひとつはお金。米大リーグの目の玉が飛び出るような年俸に張り合えるだけのものが出せるかどうか。メジャーリーガーをも惹きつけるだけのカネが出せるかどうか。
うーん。考えれば考えるほど実現困難に思えてくるな。
まぁ、手っ取り早いのは真のワールドシリーズの実現、野球版ワールドカップの開催など日本にいながら世界レベルの真剣勝負に挑めるチャンスを用意することか。