原美術館

品川の原美術館束芋さんの展覧会を観に行く。
今日が最終日ということもあってか、かなりたくさんの人が来ていた。狭い空間に閉じ込められて、そこに映し出されるアニメーションを鑑賞する(させられる)というスタイルの作品が中心なので、どの作品も順番待ちの行列が出来ていた。数年前に行った展覧会はこんなに混んでいた記憶はないのだけれど。
やっぱり「日本の台所」はインパクトがある。観終わると、みんな無言。何か悪い夢を見たような気分になる。僕と入れ替わりに小さな女の子のいる一家があの恐ろしい台所に入っていったけど、大丈夫だろうか。お父さんがリストラされて包丁で首を切断されたり、おばちゃんが撃ち殺されたりするのだけれど。
あと便所の水の中に飛び込んで潜っていった女の人、どうなったのだろう。すごく気になる。