Acoustic Asturias - Peepooblue’s Sketchbook

江古田BUDDYにアコースティック・アストゥーリアスのライヴを見にいく。このライヴハウスはグランド・ピアノがあるので、アコアスにはぴったりだ。
今回はヴァイオリンの伊藤恭子さんが都合により参加できなくなり、昨年１２月のライヴから本格始動したエレクトリック・アストゥーリアスの看板娘テイセナさん（超カワイイ！））がヴァイオリン。

　テイセナ　ヴァイオリン
　筒井香織　クラリネット、リコーダー
　川越好博　ピアノ
　大山曜　　ギター
　〈ゲスト〉
　中島オバヲ　パーカッション
　

　急遽参加が決まり、短期間でアコアスの複雑で難度の高いレパートリーをマスターするのは大変だったと思われるのだが、テイセナさんはすでにエレアスで大山さんの曲を弾いているので、少なくとも素人の耳には文句なしの演奏を聴かせてくれた。ご本人はどうだったのだろう。
　アコアスは基本的にアドリブなしで、しっかり譜面に書き込まれた曲を演奏するのだが、おなじみの曲でも毎度新しい編曲がなされたり、新しいパートが加わったりして、聴くたびに印象が変わって新鮮だ。大山さん、川越さん、筒井さんは活動開始以来の不動のメンバーだが、ヴァイオリンはテイセナさんが４人目で、それぞれの演奏をライヴで聴いたけれど、みんな違ったカラーを感じさせる。クラシックのファンが同じ曲の色々な人の演奏を聴き比べて楽しんでいるのはこういう感覚なんだろうな、と思う。
　さらに今回はゲストとしてパーカッションの中島さんが加わったので、いつになくパワフルでもあった。アンコールも２回やってくれたし、休憩を含めて２時間、堪能した。