アコースティック・アストゥーリアス

 待望の新作が明日発売されるアコースティック・アストゥーリアスのレコ発ライヴに行く。
 場所は西池袋の教会、池袋シャロン・ゴスペル・チャーチ。礼拝堂にスタインウェイのグランドピアノがあり、クラシック系のコンサートなどにも利用されているようだ。アコアスを聴くにはライヴハウスよりいいかも。
 開場は17時だったが、混雑を避けるため、16時半ぐらいから新作CDやグッズなどの販売開始。さっそく新しいアルバム“Legend of Gold Wind”を購入。これからしばらくは聴きまくることになる予定。



 パイプオルガンやステンドグラスや長椅子がいかにも礼拝堂といった雰囲気の中、17時半を少し過ぎて4人のメンバーが登場。
 大山曜(ガットギター)、川越好博(ピアノ)、筒井香織(クラリネット、リコーダー)、テイセナ(ヴァイオリン)。
 男性陣のギターとピアノが複雑なリズムを叩きだし、その上をヴァイオリンやクラリネット、リコーダーが華麗に舞い、歌う。とにかく旋律が美しい。やっぱりいいなぁ、アコアスは!

(この動画のヴァイオリンは前任の伊藤恭子さん)
 今日はギターだけはアンプにつないでいたが、ほかの楽器はクラシックコンサートと同じように完全な生音だった。

 15分ほどの休憩をはさんで第2部はゲストのオーボエ奏者・堀子孝英氏を加えてサティのジムノぺディから始まった。アコアスならではのアレンジ。でも、それよりも何よりも、このメンバーでやった「紅江」が素晴らしかった。
3曲やったところで、4人に戻って、新作の曲を中心にプログラムは進行。ラストは3部構成の大作「ルカ組曲」。
 アンコールは再び堀子さんを迎えて、1993年のアルバム『クリプトガム・イリュージョン』の“Glacier”。ライヴではこれが初演とのこと。最後は4人で川越氏の名曲「かげろう」だった。ライヴではおなじみの曲だが、今回のアルバムでもこの曲がラストに入っていて、初めてスタジオ録音版が聴けるのはすごい楽しみだ。19時半頃、終演。

(プロモーションビデオだそうです)

レジェンド・オブ・ゴールド・ウィンド

レジェンド・オブ・ゴールド・ウィンド