繁殖のため釧路市動物園に行っていた上野動物園のホッキョクグマのユキオ、26歳。残念ながらお相手のツヨシ(♀、当初♂だと思われていたため、こんな名前)との相性がイマイチだったようで、繁殖には至らず、2年ぶりに上野に戻ってきた。
そのユキオ。北海道にいる間にヒグマに変身してしまったのか、とビックリするような姿になっていた!
「え、これシロクマ?」というような声が続出する中で、ホッキョクグマは雪景色の時は白いけど、雪のない時は白くないのよ、などとライチョウかっ!とツッコミたくなるような珍説を唱えるオバチャンもいた。もちろん、ホッキョクグマはいつでもどこでも白い。本来は…。
では、どうしてこんな色になってしまったのか。
この日、最初に見た時のユキオ。すでにだいぶ茶色い。
泥水と化した池で水浴び。
さらにぬかるんだ泥の上でゴロゴロ。
これで白くないシロクマの出来上がり。
この姿には飼育スタッフも仰天したらしい。
ユキオはまた真っ白なシロクマに戻れるのか?
洗剤のCMに出演したら面白そうだ。「汚れたシロクマもこんなに真っ白」って…。でも、漂白するわけにもいかないしね(笑)。