第75回オークス

 牝馬クラシックの第2戦、第75回優駿牝馬オークス)が東京競馬場・芝2400メートルで行われ、3歳牝馬18頭が出走した。
 桜花賞を勝ち、2冠目をめざすハープスターが圧倒的な1番人気。
 ペイシャフェリスが先頭で引っ張る馬群を前に見ながらハープスターは後方をマイペースで進み、4コーナーを回ると、大外から追い込みを図る。しかし、中団から残り200メートルで抜け出した桜花賞3着で2番人気のヌーヴォレコルトにクビ差届かず、ハープスターの2冠はならず。
 ハープスターの父はディープインパクトヌーヴォレコルトはそのディープに国内で唯一の黒星(2005年・有馬記念)をつけたハ―ツクライの娘。父親同士のライバル物語が娘同士に受け継がれた形。桜花賞2着のレッドリヴェールは来週のダービーに出走予定だが、この3頭にはこの先も良きライバルとして競馬を盛り上げてほしい。

 1着 ヌーヴォレコルト(岩田)  2着 ハープスター  3着 バウンスシャッセ
 4着 ニシノアカツキ  5着 ブランネージュ