多摩動物公園で平成最後の日に生まれたチンパンジーのイブキ♂と母親のモモコ。
モモコが目を離したわずかな隙にお兄ちゃんのフブキ（５歳）がイブキを連れ去る。
お兄ちゃんにしがみつく弟。
モモコもフブキがイブキを抱くことを許容しているようで、すぐに取り上げるようなことはしない。
フブキも弟の面倒を見る経験を通じて、チンパンジーとして少しずつ成長していくのだろう。
（きょうの４曲）吉松隆／４つの小さな夢の歌（ピアノ：田部京子）
春：５月の夢の歌～夏：８月の歪んだワルツ～秋：11月の夢の歌～冬：子守唄
多摩動物公園に野生猿
今日の東京は都心の最高気温が30.3℃で真夏日となる。でも、さすがに朝夕はだいぶ涼しい。
特にニュースにはなっていないようだが、最近、多摩動物公園内で野生の猿が出没している。
僕も目撃した。
10歳ぐらいの雄だそうだ。雌を求めてやってきたのではないか、とのこと。
さて、この猿、どこにいたかというと、サル山のすぐ横の山林である。
サル山の猿たちの視線の先にいる。
キャプションを付けるとしたら、どんなセリフがぴったりだろう？
動物園では捕獲を試みているようだが、捕まえるのは難しく、園外に出て行ってもらうのを待つしかない、とも聞いた。
多摩に野生猿が出没したことは過去にもあり、その時はサル山に入り込み、群れに襲われて殺されてしまったのだった。そんなことにはならないでほしい。
都会に猿が出没する話は最近では珍しくなくなったが、猿が暮らす山と人間が暮らす里の間に明確な境界線があるわけではないし、むしろ、人間が猿などの野生動物の生活圏をどんどん侵害しているわけだから、猿が逆に里へ出てきても不思議ではない、ということなのだろう。
都会を我が物顔で飛び回っているハシブトガラスだって、元来は森林の鳥で、それが都市の環境に適応して、どんどん進出してきたことを思えば、ニホンザルだって都会生活は十分可能に思える。いずれ猿が繁華街をうろつく、なんてことも日常の光景になるかもしれない。この星はお前たちだけのものではないんだぞ、という神様から人間へのメッセージか。
（おまけ）今ごろカキツバタ
カキツバタが今ごろ咲いた。まさか咲くとは思っていなかったので、つぼみがついたことにも気づかなかった。
（きょうの１曲）Maurane-C.Loos-S.Houben / Incantation Pour Les Etoiles
"Incantation pour les étoiles" - Maurane/Charles Loos/Steve Houben
井の頭池のカイツブリ
もう夏も過ぎたというのに、井の頭池ではまだカイツブリの幼鳥の声が聞こえる。
今も何羽かの親鳥が子育て中だ。今年４度目の繁殖だとか。
母鳥が潜った。
外来魚が駆除されて、カイツブリの餌となるモツゴなどの小魚が増え、井の頭池はカイツブリにとって暮らしやすい場所になったということだろうか。
とはいえ、天敵は多いので、みんな無事に育ってほしい。
今までアクセス解析などというものはほとんどしたことがなかったのだが、最近、ふと気が向いて、やってみた。その結果、「最近のアクセス傾向」で最もアクセス数の多いページは「常磐線客車鈍行２２１列車」であることが分かった。僕が中学生の時に当時運転されていた上野発仙台行きの鈍行列車を８時間かけて全区間乗り通した話である（鈍行という言葉はもう死語か？）。もちろん、当時はブログもインターネットもパソコンも存在しておらず、あとになって当時の記録を当時の日付で記事にしたものだ。
大した文章ではないが、貴重な記録にはなっているのかな、と思う。41年前か。
（きょうの１曲）NOVALIS / Danmark
Danmark - Novalis - Augenblicke
このジャケットデザインで思い出したが、最近、自宅周辺に真っ黒な子猫が出没するようになった。数年前まで自宅によくやってきた黒猫の子孫か？
動物園の鳥たち
今日の東京は最高気温が29.6℃。真夏日にはならなかったが、暑い。まだセミも鳴いている。
これまでに動物園で撮影した鳥類の写真。
井の頭自然文化園のミゾゴイ。
ハヤブサ。最近、展示が始まったようだ。
ハヤブサをこんなに間近で見たのは初めてかもしれない。昔、網走市の能取湖畔を自転車で走っていたら、こんな感じの小型の猛禽とぶつかりそうになった、という経験はあるけれど・・・。鳥のほうもびっくりしたみたいで、バランスを崩して、近くの木に止まっていた。
ツミ♀。数日前に家の近くでも鳴いていた。
アオゲラ。
メンフクロウ。
上野動物園のアオバズク一家。両親と若鳥だが、どれが子どもだか分からなくなってしまった。
再び井の頭のオシドリ夫婦？
（きょうの１曲）Peter Hammill / The Birds
