4月1日

 今日から4月。昨日の初夏の陽気から一転、東京は未明から雨だったが、朝のうちに止む。しかし、午後もザーッと雨が降ったりの不安定な天気で、気温も昨日からは大幅に下がる。それでもちょっと暑く感じた。

 ジャガイモ(インカのめざめ)の芽が出てきた。以下の写真はすべて週末に撮影。

 鉢植えのカツラも葉っぱが出てきた。

 オダマキもまもなく咲きそう。

 メダカも動きが活発になってきた。3年目のミナミヌマエビもなんとなく増えている気がする。

 トサミズキは花盛り。

 ワカケホンセイインコとヒヨドリ。ヒヨは嘴のまわりが花粉で黄色くなっている。

 昨日限りで北海道・根室本線富良野新得間が廃止。考えてみると、この区間は夜行列車で1回通っただけかもしれない。札幌と帯広、釧路方面を短絡する石勝線が開通する前、札幌発滝川経由釧路行きの急行「狩勝7号」に乗ったのが最初で最後だったかも。寝台車だったので、景色も覚えていない。一部区間は線路に沿って自転車で走ったことがあるけれど。

 

(おまけ)1980年4月1日の青森県南部縦貫鉄道

 あの頃は向こうに見える真っ赤な50系客車が新型車両だった。まだ東北新幹線がない時代。

 七戸駅。

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(きょうの1曲)Eric Dolphy / April Fool


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初夏の陽気の3月31日

 きょうで3月もおしまい。東京は都心の最高気温が28.1℃と7月上旬並みの暑さ。3月としては観測史上最高を更新する高温。郊外の府中市では28.6℃。

 また高尾山に登ってきた。今回は6号路で琵琶滝まで行き、そこから1号路のケーブルカー駅まで登って、3号路経由で山頂へ。さらに小仏城山まで歩いて、日影林道を下り、高尾駅まで歩くというルート。自宅から自宅までで31,765歩。

(高尾山頂は今日も大賑わい。富士山は霞んでいた)

 高尾山周辺では世田谷あたりよりも桜が咲いている印象。ほぼ満開に近い木もあった。

 その話はまた改めて、ということにして、今日の暑さで、うちの庭のチューリップや青いハナニラ、シャガなどが咲きだした。

 青いハナニラは昨年、苗を植えつけたもの。

 シャガは高尾山にもたくさん自生しているが、まだ咲いてはいなかった。

 今日は高尾山でもたくさんのスミレを見たが、これは庭のあちこちに生えている正体不明のスミレ。植えた記憶はない。

 世界男子カーリング選手権がスイスで現地30日に開幕。日本代表のコンサドーレは初戦で現在世界ランキング1位のイタリア代表レトルナスと対戦。かなりいい試合をしたと思うが、3-3の同点から9エンドに3点を奪われ、3-6で負け。

 そして、日本時間の今日の夕方にはスウェーデンのエディンと対戦。こちらも善戦はしたが、5-5の同点から8エンドに4点を奪われ、5-9となったところでコンシード。いきなり2連敗だが、これは想定の範囲内だろう。

(左からA中原亜星、1敦賀爽太、2大内遥斗、3S阿部晋也、4V清水徹郎)

 次のニュージーランド戦からドイツ、チェコと続く3試合は勝っておきたい。


(きょうの1曲)平岩英子/卒業‐1989‐

 亡くなって、今日で3年になる。この曲は彼女が高校卒業の時に作詞作曲したという曲。のちにリメイクされた別ヴァージョンが正式録音されている。

 このオリジナルヴァージョンはライヴで何度か演奏された。


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暴風雨のち桜咲く

 東京は昨夜から雨。しかも、強い風が吹き荒れ、窓を叩く雨音で夜中に目が覚める。

 東京都心の最大瞬間風速は21.8メートルだったが、神奈川県では30メートル近い風が吹いたところもあったようだ。

 この大荒れの天気のおかげで、先日購入したラナンキュラス・ラックスの花茎がみんな折れてしまう。鉢植えなので、風が強まる前に室内に避難させておけばよかった。

 ラックスは3,000円前後で売られているが、なぜかホームセンターで980円に値下げされていたので衝動買いしてしまったもの。

 これは折れる前。高さは50センチほどある。

 すべて切り花にして飾る。鉢のほうにもまだ蕾が付いているので、そのうちまた咲くだろう。

 

 大荒れの天気は昼頃には収まり、午後は晴れて気温も上昇。都心の最高気温は22.1℃。

 ソメイヨシノが開花していた。

 東京の桜の開花も正式に発表される。平年より5日、昨年より15日遅い開花。

 今日からプロ野球も開幕して、いよいよ春本番だ!

 

(きょうの1曲)TICA / Free


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ムスカリが開花

 東京は昨日の晴天からまた曇り空に逆戻り。今夜から明日にかけてまた雨になるようだ。

 ずっと前からあるムスカリが今年も咲き出した。

 3年前に水栽培で咲かせた後、庭に植えた黄色のヒヤシンスもだいぶ殖えた。

 ハナニラ

 室内ではブーゲンビリアが満開。

 スズメ。

(きょうの1曲)Michel Graillier / Aicha


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原種アネモネ、もう一株開花

 久しぶりに朝からすっきりとした青空。昨年、2株植え付けた原種アネモネ・フルゲンスのうち、先日咲いた株に続いて、もう一株も赤い花を咲かせた。両方とも2年目もちゃんと咲いてくれてよかった。

 けさのヒヨドリ。野鳥に餌をやっている人にとって、ヒヨドリというのは他の鳥を追い払って、餌台を独占する厄介者であることが多いのだが、うちではヒヨドリもインコ軍団に負けて、ちょっとかわいそうだったりする。

 雨上がりの晴天で、今日も花粉光環が出現。

(きょうの1曲)The Keith Tippett Group / Violence


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WWCC2024最終結果

 カナダ東部のノヴァスコシア州シドニーで現地時間の3月16日~24日まで行われた世界女子カーリング選手権2024。日本代表は13か国中11位に終わり、最終日に決勝と3位決定戦が行われた。

 現地24日11時からの3位決定戦は韓国のキム・ウンジとイタリアのステファニア・コンスタンチーニが対戦。3-3で迎えた最終10エンドに韓国が3得点。6-3で勝ち、銅メダル。

 イタリア(右端がスキップS.Constantini)

 銅メダルの韓国(右端がスキップ キム・ウンジ。アルファベット表記がGimなのはKimが多すぎるからか)


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ITA 0100100100 
KOR 0001020003 

 

 

 そして、現地24日17時(日本時間25日5時)から決勝戦。地元カナダ代表で今シーズン絶好調のレイチェル・ホーマンと世界選手権5連覇をめざすスイスのシルヴァナ・ティリンツォーニの対戦。

 序盤はスイスが相手に1点を取らせては後攻で2得点という理想的な展開で4エンドまで4-2とリードしたが、5エンドにカナダが2得点で同点。後半は6,7エンドがブランクとなり、8エンドにスイスが1点を取らされる。それでも次のエンドで相手を1点に抑えれば、最終エンドでスイスが有利な後攻となるが、9エンドにカナダはNo.1を持った状態で、ホーマンのラストショット。ハウス手前の石に当てて、その石と投げた石をどちらもハウスに入れる絶妙なダブルロールインを決めて一挙3得点。7-5と2点リードで最終エンド。スイスは最低でも2点が必要になったが、4th A. ペーツの第一投がハウスに全く届かないミスショットとなり、相手にガードを置かれてラストショットの進路を塞がれた時点で相手の勝ちを認めるコンシード。カナダの6年ぶりの優勝が決まった。

 金メダルのカナダ(右端がスキップR.Homan)。

 5連覇を逃し銀メダルのスイス(右端がスキップのS.Tirinzoni)


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CAN 
101020003× 
SUI 020200010× 

 

 結果的にチーム別の世界ランキングで1位のHomanが優勝、2位のTirinzoniが銀メダル、3位のGimが銅メダルと、まさに順当な結果になった。この3チームは本当に強い。日本からもこういうチームが出てきてほしいし、今回の代表、チームUenoにはその可能性は大いにあると思っているのだが。今から来シーズンが楽しみだ。

(左からA両川萌音、1上野結生、2西室淳子、3V金井亜翠香、4S上野美優)


 ところで、今年の世界ジュニア選手権を圧倒的な強さで全勝優勝したのはスイスだった。スイスのジュニア代表X.Schwallerは一般の世界ランキングでも日本のロコ・ソラーレより上の11位につけている。当然、世界選手権に出てきてもおかしくない強豪といえるが、44歳のベテランが率いるTirinzoniはまさに大きな壁、目の上のたん瘤となっている。今回の世界選手権代表の座をかけたスイスの国内選手権では予選でSchwallerが勝っていて、予選は1位通過。しかし、決勝ではTirinzoniが勝って、Schwallerの世界選手権出場を阻んでいたのだった。来年あたり新しいスイス代表が出てくるかもしれない。

 

 さて、今週末からは男子の世界選手権が始まり、日本からはコンサドーレが出場する。男子カーリングは女子以上に世界のレベルが高い。予選突破をめざして頑張ってほしい。

 

 

WWCC2024決勝トーナメント~日本は予選敗退

 きょうの東京は曇りで、夕方には弱い雨が降りだす。都心の最高気温は15.5℃。ほぼ平年並み。当初の予想ではもう東京の桜は開花しているはずだったが、まだ咲かない。ここ数年に比べるとやや遅れ気味か。

 これは庭のスモモ。


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 カナダのシドニーで行われている世界女子カーリング選手権2024。 13か国が参加して、総当たりの予選リーグが昨日で終了。 日本代表のSC軽井沢クラブは3勝9敗の11位で予選敗退。

 今年の参加チームを見た時、各国のトップチームがずらりと顔を揃えており、初出場のSCにとっては厳しい戦いになるのは予想できたが、チーム創設5年目で初めて日本選手権を制した若いSC軽井沢の世界での実力は未知数であり、ロコ・ソラーレなど日本の強豪チームよりさらにハイレベルなチームが数多く出場する大会で、 どこまで通用するのか、楽しみでもあった。 実際、日本チームにも素晴らしいショットがいくつも出たものの、やはり、全体的にはショットの精度が安定せず、対戦を通じて世界のトップチームの経験と実績に裏打ちされた完成度の高さを見せつけられる結果となった。スイスのフォース、アリーナ・ペーツなど日本戦でのショット成功率100%というありえないような数字で、日本は完敗だった。 まぁ、これは仕方がない。 伸びしろはたっぷりあるチームだから、この経験を今後に生かせばよいだけの話だ。

 ただ、今年と来年の世界選手権で順位に応じて付与されるオリンピックポイントによって、次の2026年冬季五輪の出場国が決まるので、今回11位で3点のみに終わったことから(優勝で15点)、日本女子のオリンピック出場もかなり厳しくなった。 来年、どこのチームが日本代表になるか分からないが、相当頑張らないといけないし、それ以前に来年の出場権を取るところから始めなければならない。 ポイントが足りずに出場権を得られなかった国々による世界最終予選もあるが、これも厳しい戦いになるのは間違いない。 4年に1度、オリンピックの時だけ異常に盛り上がる日本のカーリングだが、実は大ピンチである。 だから、国際試合はロコ・ソラーレに任せればよいのだという声も出そうだが、ロコが日本選手権で予選落ちしてしまったのだから仕方がない。

 もうひとつ。日本の若いチームが世界選手権などに出て、戸惑うのが、いわゆるアリーナアイス。カーリング専用の施設ではなく、フィギュアスケートやアイスホッケーの試合が行われる大きな会場で試合が行われるので、観客の熱気などで氷の状態が刻々と変化して、対応に苦しむ場面が多く見られるのだ。日本でも2年前の日本選手権は横浜のアイスアリーナでの開催が予定されていたが、新型コロナの影響で会場が稚内に変更され、無観客開催となった。来年以降、日本選手権は多くの観客が入れる都市部のアリーナでの開催を検討してほしい。観客もそれなりに入るのではないか。

 

 で、カナダでの世界選手権であるが、予選を勝ち抜いた上位6チームによる決勝トーナメントが始まる。

 予選1位は11勝1敗の地元カナダ(Homan)、2位は大会4連覇中で、世界選手権の連勝が42でストップしたスイス(Tirinzoni)、3位がイタリア(Constantini)、4位が韓国(Gim)、5位がスウェーデン(Hasselborg)、6位がデンマーク(Dupont)。

 1位カナダと2位スイスはそのまま準決勝進出。 プレーオフで3位イタリアは6位デンマークと対戦し、イタリアが勝利。 4位韓国は5位スウェーデンと対戦し、韓国が勝利。

 準決勝ではカナダと韓国、スイスとイタリアが対戦し、どちらも接戦となったが、カナダは韓国1点リードで迎えた最終エンドで3点を入れて、9-7で逆転勝利。 スイスはイタリアに6-3で勝利。

 明日は日本時間朝5時から決勝がカナダ対スイス。 世界ランキング1位のR.Homanと2位のS.Tirinzoniによるまさに世界の頂上決戦。3位決定戦が世界9位のイタリアのS.Constantiniと世界3位の韓国E.Gim 。 すべて世界トップ10以内のチームが順当にベスト4に入ったということになる。

 

 この上位4チームのうち、日本はイタリアに対して2点リードで最終エンドを迎えながら、相手コンスタンティーニの最終投で2点取られて同点に追いつかれ、有利な後攻だった延長11エンドでもちょっとしたミスから主導権を奪われ、2点をスチールされて、8-10で逆転負けを喫したのが惜しかった。

 

 ところで、現在の女子カーリング界における日本の位置というのを見てみると・・・。

 チーム別の世界ランキングでトップ10にはカナダが4チーム、韓国とスウェーデンが2チームずつ。 スイス、イタリアが1チームずつ。 残念ながら、日本のチームは入っていない。
 昨シーズンはロコソラーレ(Fujisawa)が4位あたりにずっとつけていたが、今シーズンはずるずると後退して、現在は12位である。

 しかし、世界のトップ30を見てみると、やはりカナダが最多で13チームだが、2番目に多いのが日本で、5チーム(12Fujisawa,18Kitazawa,20Yoshimura,28Tabata,30Ueno)。今回代表のSC軽井沢は世界30位だった。

 以下、韓国3チーム、スイス、スウェーデンアメリカが各2チーム、イタリア、スコットランドノルウェーが各1チームで合計30。

 日本は世界のトップ30に入る強いチームは少なくないが、本当にトップクラスのチームは存在しないというのが、世界ランキングだけでみた現状。

 

 ところで、日本国内でも日本ジュニアカーリング選手権(21歳以下)が北海道・妹背牛町で男女8チームずつが参加して開催中で、本日が決勝戦だった。女子は世界ジュニア選手権で金メダル1個と銀メダル2個を獲得している三浦由唯菜がスキップの札幌国際大学が優勝。男子は常呂ジュニアが優勝。

 女子は今年も世界で銀メダルを取っているので、日本は来年の出場権もある。三浦選手は4個目のメダル獲得に挑むことになる。

 

(きょうの1曲)DOOPEES / Now That You've Gone


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