佐々木譲『犬どもの栄光』

またまた北海道を舞台にした佐々木譲の作品。主人公の女性が、何者かに追われ、怯えながら生きる元警察官とたまたま知り合い、事件に巻き込まれていくサスペンス・ロマン。面白くて一気に読了。犬どもの栄光 (集英社文庫)作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 集…

ドロンジョーヌ恩田『嗚呼愛しき自転車乗り』

嗚呼愛しき自転車乗り作者: ドロンジョーヌ恩田出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2009/07/27メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 24回この商品を含むブログ (5件) を見る

松本清張『不安な演奏』

久しぶりに松本清張の作品を読んだ。ずいぶん前に買ったまま放置していた『不安な演奏』。このところ東野圭吾や佐々木譲ばかり読んでいたのだが、その辺の緻密に組み立てられたストーリーに比べると、なんだか無理やりな展開が気にはなるが、それでも読みだ…

佐々木譲『制服捜査』

もう完全にハマってる。制服捜査 (新潮文庫)作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/20メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 243回この商品を含むブログ (49件) を見る

佐々木譲『警官の紋章』

北海道警察シリーズ第3弾。今のところ、この作家にはハズレなし、という感じかな。警官の紋章 (ハルキ文庫)作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2010/05/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (31件) を見る

佐々木譲『エトロフ発緊急電』

最近、佐々木譲の警察小説を続けて読んでいるが、警察小説以外にもちょっと手を出してみたら、これは非常に面白かった。昭和16年、日米開戦前夜の息詰まるような諜報戦を軸に様々な人間ドラマを織り込んだ作品。エトロフ発緊急電 (新潮文庫)作者: 佐々木譲出…

伊坂幸太郎『重力ピエロ』

この人の作品は初めて読んだけど、まあまあ…ってところかな。重力ピエロ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 204回この商品を含むブログ (829件) を見る

杉本苑子『風の群像・小説足利尊氏』(上下)読了

足利尊氏を主人公とする歴史小説。弟・直義とともに政権掌握を実現するも、兄弟で対立し、兄が弟を死に追いやるあたりの経緯について、この作品の解釈は非常に興味深く読んだ。風の群像―小説・足利尊氏〈上〉 (講談社文庫)作者: 杉本苑子出版社/メーカー: 講…

東野圭吾『分身』

分身 (集英社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/09/20メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 32回この商品を含むブログ (168件) を見る

東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/03/13メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 237回この商品を含むブログ (215件) を見る

伊藤礼『自転車ぎこぎこ』

自転車ぎこぎこ作者: 伊藤礼出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/11/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (15件) を見る

原田康子『日曜日の白い雲』

日曜日の白い雲〈下〉 (角川文庫)作者: 原田康子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1987/07メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る

東野圭吾『秘密』

図書館で借りてきた『秘密』、本日読了。図書館の東野作品はいつも貸出中で、棚にあるだけでも珍しいので、思わず借りたのだったが、最後にタイトルの本当の意味が明らかになって、感動。 先日、電車の中で読んでいたら、隣に座った若い女性は同じ東野圭吾の…

松本清張展

世田谷文学館で開催中の松本清張展に行ってきた。 今年が生誕100周年だから、というわけではないのだが、去年の秋から僕の中では松本清張が大ブームなのだ。 それまで松本清張といえば、古代史関係の文章をちょこっと読んだことがあるぐらいだったのだが、図…

『谷内六郎 昭和の想い出』

新潮社から本日刊行。 『週刊新潮』の表紙絵で知られる故谷内六郎さんは僕の大好きな画家。 僕の中では川合玉堂、東山魁夷、谷内六郎が日本三大画家ということになっていて、なかでも谷内さんの画集その他の出版物はずいぶん集めた。今日また新たに嬉しい一…