パンダの赤ちゃんが…。

 小さな命がわずか1週間足らずで消えてしまった。
 先週5日に誕生した上野動物園ジャイアントパンダの赤ちゃんが今朝死亡した。母乳が気管に入って肺炎を起こしたのが原因だそうだ。
 可愛い子どもパンダの成長を全国の子どもたちが楽しみにしていただろうに、まさかこんなことになるとは。飼育スタッフの皆さんのショックはいかばかりだろう。
 両親はまだ若いし、来年以降の繁殖も期待できるとはいえ、パンダという動物はどうしてあんなに超未熟児状態で生まれてきてしまうのだろうか。一度にたった1頭が生まれて、無事に大きくなる方が奇跡のように思える。
 とにかく、いまは赤ちゃんの冥福を祈ります。