世田谷八幡宮の奉納相撲

 この土日に世田谷八幡宮で秋の例大祭が行われ、土曜日には恒例の奉納相撲が行われた。このブログでもここ数年は必ず取り上げているけれど、今年もまた行ってきた。
 世田谷八幡宮室町時代の世田谷を治めた吉良氏(足利氏の支族)が創建した旧世田谷村の総鎮守で、もっと古く八幡太郎源義家による創建との伝承もある神社。

 境内に土俵があり、江戸時代から江戸三大相撲のひとつに数えられ、その奉納相撲は有名だった。現在は地元・東京農業大学相撲部により伝統が受け継がれている。最近では大相撲の幕内で活躍している正代(今場所は初日から横綱大関相手に6連敗だが…)を輩出し、僕も3年前にここで正代の相撲を見ている。
 午後2時の奉納相撲開始前から大勢の人が集まり、みんなこれを楽しみにしているのが分かる。
 まずは神事が厳かに執り行われる。

 つづいて、力士の準備運動。やはり基本は四股。足腰を鍛え、バランス感覚を養う効果がある。

 ようやく取り組開始。子どもたちが多く、「がんばれ〜」という声援も飛び、大きな力士の肉体と肉体が激しくぶつかり合う音にどよめきが起きるなど、最初から盛り上がる。

 個人トーナメント、出身地別の団体戦(東北出身者が多い)、3人抜き、5人抜きなどが行われる。






 今日の力士の中から将来の大相撲の関取が誕生するかどうか。