チーターのニュース

 多摩動物公園の公式サイトでチーターについて残念なニュースと嬉しい知らせがほとんど同時に発表された。
 残念なほうは「キキョウ]♀が19日の午後、世を去ったということ。南アフリカの繁殖センターで2003年4月23日に生まれ、2007年に多摩にやってきた13歳。4度の出産を経験し、たくさんの子どもを残した。
 最近、高齢ということで、放飼場に出ることがほとんどなく、もうずいぶん姿を見ていなかった。天国で安らかに。

 嬉しいほうのニュースはチーターの赤ちゃんが誕生したこと。
 2月5日に「シュパーブ」(4歳♀)が3頭の赤ちゃん(オス2頭、メス1頭)を出産したそうだ。父親は「ムツ」(6歳)。
 先日、出番表の中にシュパーブの名前がなかったので、出産準備かな、という予感はあったが、その時にはもう生まれていたのだった。
 15日の体重測定でオスが1060gと1100g、メスが1200gということで、3頭とも順調に成長しているとのこと。
 公開は暖かくなってからだろうけれど、楽しみ。
 この写真は2013年生まれの5つ子。






この5つ子はすべてほかの動物園に移動して、今は多摩にいない。

(2.25追記)
 「シュパーブ」に続いて、2月22日に「リリー」(キキョウの娘)もメスの赤ちゃん1頭を出産したが、翌日に死んでしまったそうだ。