小田急線の代々木尾上原〜梅が丘間の複々線化完成が間近となり、途中にある東北沢・下北沢・世田谷代田の各駅停車用ホームも3月3日から使用開始となる。
東北沢駅。
昔の東北沢というと、各駅停車が準急や急行・特急ロマンスカーの通過待ちをする駅で、各停の乗客は大抵、この駅で5分ほど待たされたものだった。あのころとは駅のイメージがガラッと変わった。
現在、この区間では先行開通した急行線だけを使用していて、東北沢では島式ホームの外側に張り出すように仮設ホームを設置している。
上りホームの下北沢方面を見る。
3月2日の終電後にこの仮設部分を撤去して、翌朝の始発から外側の線路は通過線となり、内側の線路を各駅停車が走るようになる。
下り線。各駅停車が下北沢へ向けて走り去る。
下北沢駅では各停ホームが地下1階、急行ホームが地下2階の二層式なので、現在使用している急行線トンネルのほうが下り勾配が急になっている。