TOKYOウォーク2017第5回大会

 もう何度も参加しているTOKYOウォークの今年最後の大会に参加してきた。僕自身は今年は2度目。井の頭公園をスタート/ゴールとする21キロのコース。三鷹市武蔵野市・杉並区をめぐる今回は知っている道が多く、そんなに大変とは思わなかった。
 朝の井の頭公園


 9時過ぎに井の頭公園内の陸上競技場をスタート。

 まずは玉川上水沿いを下流へ。紅葉真っ盛り。


 上水沿いの土の道でオオカマキリが踏みつぶされていた。ゾロゾロと歩く大量の人間に次から次へと踏まれたのだろう。
 富士見ヶ丘からは神田川沿いを高井戸まで歩き、ここから環八を北上。今回のコースの最東端の南荻窪で環八から分かれて北西へ向かい、住宅街へ。
 荻窪天祖神社

 閑静な住宅地をゾロゾロと。参加者は中高年が圧倒的に多い。今時の若者もそういう年齢になったら、やはり歩くのだろうか。

 荻窪西荻窪間でJR中央線の高架をくぐって善福寺川を真中橋で渡る。

 荻窪八幡神社

 太田道灌が植えたという高野槇

 青梅街道に面した脇参道の狛犬


 ここから青梅街道経由で善福寺公園へ。





 オナガガモ。ほかにカルガモマガモカイツブリなど。

 善福寺公園から吉祥寺方面へ南下。
 途中の南善福寺バス停。ここでバスが折り返すのだが、用地がないため、ターンテーブルがある。しかも、お客さんを乗せたまま回転。ちょうどその現場にぶつかり、ちょっと見物。

 これは一度体験してみたいな。ウォーキング参加者も数人が足を止めて見物していた。
 吉祥寺駅目前まで来て、ゴール間近と思わせておいて、ここからまた練馬区との境界まで北上。

 吉祥寺北町の畑と農産物直売所。吉祥寺にもけっこう農地がある。

 吉祥寺の中心部からはかなり離れたところにある武蔵野市役所。このあたりには昔、親戚が住んでいて、幼い頃、吉祥寺駅からバスで来た記憶がある。
 スタートから15.9キロ地点の武蔵野中央公園。ここがチェックポイントで、コースマップにハンコを押してもらう。ついでにちょっと休憩。
 この公園は昔、戦闘機を生産していた「中島飛行機」武蔵製作所の跡地。米軍の激しい空襲で徹底的に破壊された。
 その工場への引き込み線跡が遊歩道になっている。

 引き込み線は工場時代は武蔵境駅から通じていたが、戦後は工場跡が野球場になり、国鉄スワローズの本拠地にもなって、線路は三鷹駅からに付け替えられ、電車が運行された。しかし、野球場はすぐに閉鎖され、線路も廃線になった。僕は記憶がないが、うちの母は親戚の家の近所に草ぼうぼうの線路があったという記憶があるらしい。





 玉川上水を渡る。

 上水に架かる歩行者用の橋は昔の線路跡を活用したもので、当時の橋台が残り、レールが復元されている。

 再び中央線の高架を三鷹〜武蔵境間でくぐり、塚の交差点で連雀通りへ左折。途中の禅林寺には太宰治森鴎外の墓が斜向かいである。立ち寄って、両方に手を合わせる。

 狐久保の交差点から吉祥寺通りを北上すれば、まもなく井の頭公園。行列のできたジブリ美術館を横目に13時40分ごろゴール。

 井の頭公園の紅葉。

 本日の歩数は自宅から自宅で42,597歩。