今日のサイクリング

昼過ぎに出発。まず東京農大の「食と農の博物館」に寄って流氷の天使クリオネ(写真)やレムール(キツネザル)などを見た後、二子玉川から多摩川のサイクリングロードを川崎方面へ。多摩川大橋から一般道に入り、川崎競馬場前を過ぎて、やがて川崎大師に到着。参道も境内も物凄い人出。こんなに信心深い人がたくさんいたのかと圧倒された。門前で咳止め飴を買う。
その後、六郷橋を渡って東京側に戻り、多摩川台公園の古墳を十基ほど見て歩く。国史跡の亀甲山古墳(前方後円墳、未発掘)は全長107メートル以上あり、鬱蒼とした雰囲気だったが、墳丘の陰にカラス捕獲用のケージがあり、なかに捕まった哀れなカラスたちが数羽騒いでいた。人間も神様に害獣として駆除されなければいいけれど。相次ぐ自然災害って実は神様による人間駆除なのかもしれない、とも考える。
さて、古墳の後はまたお寺。奥沢の九品仏の浄真寺。小学3年生の時、社会科見学の世田谷区内めぐりで、お弁当を食べたのが確かここだった。それ以来である。総門をくぐると右手に真っ赤な閻魔大王と奪衣婆がいる閻魔堂。さらにこれも真っ赤な仁王がいる山門をくぐると右手に釈迦如来がいらっしゃる本堂。その本堂と対面する形で3つのお堂が並び、それぞれに3体ずつの阿弥陀様がいらっしゃる。それで九品仏。みなさん、頭が鮮やかなブルーというのが印象的だった。等々力渓谷をちらっと見て帰る。
今日の走行距離は48.1キロ。