出流観音

坂東十七番札所・出流観音へ行く。
東武線で栃木駅に8時半に着き、駅前からバス。9時40分頃、終点の出流(いずる)観音に到着。途中には石灰石採石場が多く、沿道の木々も白くなっていた。
さて、バス停から蕎麦屋が連なる坂道を上ると仁王門。なかなか立派なお寺である。正式には出流山満願寺奈良時代の765年に開かれた古刹である。
本堂を拝んだ後、奥の院へ。ここから入山料300円が必要。シュウカイドウが咲く渓流沿いの山道を登っていくと、滝があり、崖の中腹にへばりつくような拝殿が設けられている。そこまで険しい石段を登ると拝殿内は鍾乳洞になっていて、写真の鍾乳石が本尊・十一面観音の後ろ姿として古くから拝まれているのだった。
御朱印をいただいた後、門前で名物の蕎麦を食べる。