昨日東京でも桜の開花が発表されたけど、うちの花壇ではチューリップが咲き始めた。
今シーズンは新しい球根は買わず、前年のチューリップの花が終わった後に球根を掘り上げて保存しておいたのを去年の秋に植え付けたもの。１つの球根がいくつもの小さな球根に分球したので、数は増えたけれど、１つ１つの花は小さめ。いろいろな色があるのだが、今日開花したのはみんな同じ色。緑がかった白。スプリンググリーンという品種だったかな。もう２〜３年目のやつかもしれない。もとは１個の球根だったのが分球した、つまりクローンなわけで、同じ環境だと一斉に咲くのだね。ほかはまだつぼみも出てこないのに、この色だけが５株も咲いている。
桜のソメイヨシノも人工的に作り出された品種で繁殖能力がない（つまり実がならない）ので、すべてクローンであるため、みんな同じ遺伝子を持ち、同じ地域の同じ環境の下では同時に咲き出して、同時に満開になり、同時に散る、ということになるのだそうだ。
