あぁ、セ・リーグ

 交流戦の後遺症(?)でセ・リーグがとんでもないことになっている。
 昨日の時点でヤクルトが勝率5割で首位、阪神が同じ5割ながら勝利数の差で2位だった。
 7月に入って首位チームが貯金ゼロの勝率5割というのも普通では考えられない異常事態だったが、今日はヤクルトが広島に負け、試合終盤までDeNAに勝っていた阪神が首位に立つのかと思ったら、こちらもまさかの逆転サヨナラ負け。で、ヤクルトも阪神もともに借金1。それでも順位はそのまま。つまりセ・リーグは首位も含めて全球団が借金生活に突入という、ありえないような状況に陥ってしまった。こんなことがあるんだねぇ。こんなことがあっていいのか?! もちろん、こんなことはプロ野球史上初の珍事である。
 最下位の中日だけがやや脱落しかかっているが、それ以外の1位〜5位までは0.5ゲーム差でひしめく大接戦。この超低レベルの混戦から抜け出すチームはあるのだろうか。最後までこのままというのも面白いが…。

 セ・リーグ順位表
 1位 ヤクルト 37勝38敗1分 .493   ―
 2位 阪神   36勝37敗1分 .493  0 
 3位 巨人   37勝39敗0分 .487  0.5
 4位 DeNA 36勝38敗1分 .486  0
 5位 広島   35勝37敗1分 .486  0
 6位 中日   33勝42敗1分 .440  3.5