牝馬三冠レースの最終戦、第28回秋華賞が京都競馬場・芝2000メートルで行われ、3歳牝馬18頭が参戦。
春の桜花賞、オークスを圧倒的な強さで制した二冠馬リバティアイランドがここでも断然の人気。2番人気はオークス2着のハーパー、3番人気は前哨戦ローズSを勝ったマスクトディーヴァだったが、リバティの単勝オッズは1.1倍。誰もが三冠馬の誕生を確信していたといっていい。
レースは桜花賞2着のコナコーストが先手を取り、逃げるが、スローペース。後続も一団となって続く。リバティアイランドは中団の6~7番手で、ハーパーを見ながら進む。
そして、向こう正面ですんなり外に出ると、3コーナー過ぎから進出を開始。4コーナーではもう先頭に並びかけ、最後の直線入口で先頭。あっというまに抜け出す。
最後は後方からマスクトディーヴァが猛然と追い込んできて1馬身差まで迫られたが、リバティアイランドが快勝。2020年のデアリングタクト以来、史上7頭目の牝馬三冠を達成した。
リバティアイランドはドゥラメンテ産駒。通算6戦5勝。G1は昨年の阪神JFも含めて4勝目。なんで1敗(2着)しているのか不思議である。
1着リバティアイランド(川田) 2着マスクトディーヴァ 3着ハーパー
4着ドゥーラ 5着モリアーナ
話は変わって、プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)、ファーストステージの第2戦。
セ・リーグはシーズン2位の広島が4-2で3位DeNAに連勝。リーグ覇者・阪神の待つ甲子園でのファイナルステージ進出を決める。