オリックス逆転優勝

 プロ野球セ・リーグはヤクルトが独走で優勝を決めたが、パ・リーグは一時、ソフトバンクオリックス、西武がゲーム差なしで並ぶなど大混戦。その中から西武が脱落したものの、優勝チームが決まらないまま、6球団が揃ってシーズン最終戦を迎えた。

 昨日の時点で首位ソフトバンクが76勝64敗2引き分けで優勝マジック1。2位オリックスは75勝65敗2引き分けで、ゲーム差1。今日、ソフトバンクが勝つか引き分けで優勝。ソフトバンクが負けて、オリックスが勝てば勝率が全く並び、直接対決の成績(オリックス15勝10敗)によりオリックスが優勝となる。

 ともに18時から始まった試合。ソフトバンクは千葉でロッテ戦、オリックスは仙台で楽天戦。試合序盤はソフトバンクがロッテをリード、オリックスは4回、楽天に2点を先制されるが、直後に3点奪って逆転。最終的に5-2で勝利。一方、リードしていたソフトバンクはロッテに逆転を許し、オリックスが勝った2分後に敗戦。この瞬間にオリックスの優勝が決定した。

 オリックスは序盤、打線が低調で首位から11.5ゲームも引き離されて下位に沈んでいたが、その後、エース山本を中心とする強力な投手陣と抜擢された若手の活躍、打の主軸・吉田の復調もあり、徐々に追い上げ、最後に大逆転でリーグ2連覇を達成した。

 オリックスの優勝はイチローがいた1995、96年を含めて4回目。前身の阪急時代から通算で14回目。

 2位ソフトバンク、3位西武までがクライマックスシリーズ出場。シーズン序盤首位を独走した楽天は途中から失速して4位、昨年、最後にオリックスに逆転され、今年こその優勝をめざしたロッテが5位。最下位は新庄監督1年目で若手中心で戦った日本ハム

 

 新宿の小田急百貨店が本館での営業を本日限りで終了。全面開業から55年の歴史に幕を下ろし、本館は解体され、新宿西口再開発事業により48階建ての高層ビルに生まれ変わる。

 デパートは隣接する小田急ハルクに移って営業を継続する。

 ついでに、浜松町駅前の世界貿易センタービル霞が関ビル(36階建)に次ぐ日本で2番目の超高層ビルとして1970年に完成。40階建て。翌年、新宿に47階建ての京王プラザホテルが完成するまで日本一の高さだった。その当時、家族で最上階の展望フロアに行った記憶があるが、昨年6月末で建て替えのため閉館。最上階から順に壊していく解体方法で、現在も工事中。閉館後、初めて浜松町に行ったら、高さが約半分になっていた。