ダイコン

 春に花壇の隅にダイコンの余ったタネを適当にばらまいてそのまま放置しておいたら、たくさん芽が出て、モンシロチョウの産卵場のようになっていたのだが、1回使い切りサイズのダイコンがいろいろ収穫できた。
 そのうちのひとつ。

 パンツを穿かせたい。
 しかし、パンツを穿く前に大根おろしとなって、あえなく消える。かなり辛みが強い。

火野正平の春の自転車旅(「にっぽん縦断こころ旅」)も今日が最後。サロマ湖のワッカ原生花園は僕も行ったことがあるが、サロマ湖第二湖口に架かる橋がえらく立派になっていた。
 お便りの方が渡った橋はこれだと思う。


 横綱白鵬名古屋場所13日目で新大関・高安を破り、通算1,048勝目。歴代最多となる。
 まさに歴史に残る大横綱であるわけだが、今のままでは引退しても親方になることはできない。
 「日本国籍を有する者に限る」という規則があるからだ。
 モンゴル国籍である白鵬が将来に備えて日本国籍を取得する方向であるという報道も出始めているが、そもそもこんなルールは全世界に向けて正々堂々とその正当性を主張できるだけの根拠があるのだろうか。
 たくさんの外国人力士を迎え入れながら、日本の国技という名のもと、それぞれの力士のもつ民族的・文化的背景は一切尊重しない国粋主義の塊のような大相撲の世界において、親方とは単なる指導者ではなく、ある種の利権組織のメンバーであるわけだが、その閉鎖性の内側にほの暗いものが見え隠れしているように思えてならない。