今日も東京は雨が降ったり止んだり。週間予報を見ても、この先も雨や曇りのマークばかりで、晴れマークがない。いつまで続くのだろう。
1頭が倒れていた。2頭が心配そうに見守っている。
というふうに見えてしまうのだが、実は昼寝しているだけなのだそうだ。
横になっているのは25歳のスーリヤ。
このところ、昼過ぎぐらいにスーリヤが横になって昼寝するようになり、その間、ダヤー(42歳)とウタイ(21歳)がずっと寄り添っているので、多くのお客さんがゾウが倒れ、仲間が心配そうに寄り添っている、というように勘違いしてしまうのだ。
僕も初めて見た時はそう思った。しばらくして、もう一度見に行ったら、まだ倒れたまま。ほかのお客さんも心配そうだったし、少し尻尾が動いたぐらいでは「まだ生きている」とは思えても、まったく安心はできなかった。しかし、いったん離れて、もう一度戻ってみたら、スーリヤは何事もなかったように起き上がって、普通に歩き回っていたのだった。
それでも心配する人が続出ということで、上野動物園の公式ツイッターにあれは昼寝をしているだけですというような情報が出ていた。
この写真を撮った時はスーリヤの昼寝を見るのも2度目だったので、ああ、また寝てる、と思いながら見ていたのだが、やはりおばさんたちが隣で心配そうにしていたので、昼寝しているだけらしいですよ、と教えてあげる。
起き上がったスーリヤ。すると、ダヤーもウタイも離れていく。2頭は横になったスーリヤがただの昼寝と知っているのだろうか。それとも心配していたのだろうか。
おやつの時間の前のちょっとしたショータイム。こちらに向かって鼻で水を撒くのがスーリヤ。
(きょうの1曲)一十三十一/サマーブリーズ’86