米澤穂信/古典部シリーズ

 米澤穂信の『氷菓』を読んだのは今年の春頃だったと思うが、高校の古典部というイマイチ活動内容がよく分からないクラブを舞台にした学園ミステリーで、まあまあかな、というぐらいの感想だった。
 でも、まぁ、続編も読んでみるか、と2作目、3作目と読んでいくうちにハマってしまい、結局、最新作の第5作『ふたりの距離の概算』まで読んでしまった。
 最近、凄惨な殺人事件が起こるような小説は読みたくない気分なので、こういう血の流れない、青春小説風のミステリーはいいね。
 まだまだシリーズは続くようで、今後も楽しみ。

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

クドリャフカの順番 (角川文庫)

クドリャフカの順番 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

ふたりの距離の概算 (角川文庫)