今年の競馬を締めくくるグランプリ、第57回有馬記念は曇り空の中山競馬場・芝2,500メートルに牡馬16頭が出走。オルフェーヴル、ジェンティルドンナの2強が出走せず、皐月賞・菊花賞のクラシック2冠を制した芦毛の3歳馬・ゴールドシップが1番人気となった。2番人気は春に香港の国際G1を勝ち、国内G1初制覇をめざすルーラーシップ。
レースはゲート内で立ち上がったルーラーシップが大きく出遅れ、どよめき(ため息?)とともに始まった。ゴールドシップも加速がつかず後方から。アーネストリーが逃げ、ビートブラックが続く、坦々とした流れ。そして、2周目の3コーナー手前、最後方にいたゴールドシップが菊花賞と同様、早めに仕掛け、外から上がっていく。そして、4コーナーを回り、最後の直線、内からエイシンフラッシュが一瞬抜け出すが、外から二段仕掛けのゴールドシップがぐんぐん伸びて、2着にきたオーシャンブルーに1馬身半差をつけて快勝。ステイゴールド産駒のワンツーフィニッシュ。またも出遅れたルーラーシップが追い込んで3着。
今回はお預けとなったゴールドシップとオルフェーヴル、ジェンティルドンナの対決、早く見てみたい。
1着 ゴールドシップ(内田博) 2着 オーシャンブルー 3着 ルーラーシップ
4着 エイシンフラッシュ 5着 スカイディグニティ 6着 ダークシャドウ
7着 ナカヤマナイト 8着 ルルーシュ 9着 ビートブラック
10着 ダイワファルコン 11着 アーネストリー 12着 ローズキングダム
13着 トレイルブレイザー 14着 オウケンブルースリ 15着 ネヴァブション
16着 トゥザグローリー